第1話

112

2024/06/09 01:22

ハルト

おい、ナギあそこに子供がいる

ナギ

まぁ、迷子だったら助けてやらないといけないし行くか

ハルト

って四葉じゃねぇかなんでここに

ナギ

とりあえず今は連れて帰るか

ハルト

あぁ

家

ガチャ

ユウマ

親父！？どうしてここに…てかその女の子は？

ナギ

道で倒れてたハルトがほっとけないからって連れてきた

ハルト

今からこの女の子の事で説明する

ハルト

まずこいつは第4憑从影殲滅支部隊長の紫月四葉だ

ユウマ

なるほど…

ナギ

でこいつが起きた時の注意点だ

ナギ

まず1つ目はこいつはコミ障だ過去に憑从影に家族が殺されたショックで自分の名前も記憶も全てを失ってる。

ハカ

それって…

ミレイ

父さん四葉ちゃんの名前は本当の名前じゃないってこと？

ナギ

俺たちがこいつの家に憑从影を倒しに行った時に俺らが引き取り憑从影殲滅部隊に入れた。それもこいつの意思でな

ユウマ

名前は自分で付けたのか？

ハルト

名前はこいつには紫月四葉って付けたけど今は黒神家にこれからなるからこいつの名前は黒神四葉だ

ハルト

気おつけて欲しいことその2こいつは完全に今心を閉ざしてる。だからお前らに心を開くにはだいぶかかると言うことだ

ナギ

こいつは何も言わないけど目を見つめるだけで大体何を言いたいのか伝わる

ハルト

その3こいつの記憶はいつかは戻ると言われているだから無理に思い出させないで欲しい。
そうなるとまた、辛い思いをするから。

ユウマ

分かった！

ミレイ

えぇ

ハカ

うん

数分後

ユウマ

あっ、起きた？

ユウマ

姉貴ハカ目を覚ましたぞ

ハカ

ユウマどうしたの？

ユウマ

この子怯えてる

ミレイ

じゃあまずは親しく慣れるように自己紹介をしないとね！
私の名前は黒神ミレイ！よろしくね！今日からあなたのお姉ちゃんよ！

ユウマ

ほら姉貴説明してから言わないとこの子訳分からなくて首傾げてるぞ

ユウマ

実はかくかくしかじか

紫月四葉

(●ﾟｪﾟ))ｺｸｺｸ

ハカ

頷いてくれたから理解してくれた見たい

ミレイ

そうだ！家族だからさ私たち困った時やコミュニケーションを取るために連絡先交換しない？

紫月四葉

(●ﾟｪﾟ))ｺｸｺｸ

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LINEグループ名黒神家三途川家
子供組LINEに黒神ミレイ、黒神ユウマ、三途川ハカが黒神四葉を招待しました🍀

ユウマ

まずは、何歳？

紫月四葉

17歳

ハカ

学校は行きたいですか？

紫月四葉

行けるなら行きいですでも先に喋れるようになりたいです。

ユウマ

じゃあ今は出来そうか？

紫月四葉

あなた達の事は初めは勿論信じていませんでした。でもあなた達の行動を見てあなた達なら心を開いていいかもと思いました。

紫月四葉

ユウマくんからは物凄い悪霊の気配を感じます。なのです話せるようになったらその話もしたいです。

ミレイ

じゃあやってみる？

紫月四葉

はい！

紫月四葉

あ、あの！

ハカ

良かった喋れるようになってくれて

紫月四葉

学校に行かせてくれるって本当ですか？

ユウマ

あぁ

紫月四葉

わ、私、学校、に行ってみたいです

ハカ

じゃあ私達が通ってる九十九高はどう？

ユウマ

あぁそうだな身内の1人や2人いた方が四葉も安心するだろうしな

紫月四葉

あ、もしかして、ユウマくんに取りついてる悪霊って沖田くん？

ユウマ

分かるんだな

紫月四葉

知り合いだから

ユウマ

今知り合いって言いました！？

紫月四葉

沖田くんがユウマに取り憑く前は私に取り憑いて私のことを守ってくれてハルトさんについて今はユウマくんって感じかな💦

ユウマ

なるほど…

ユウマ

オッキーそろそろ出てこいよ

沖田オッキー

アハッ、アイ久しぶり〜

紫月四葉

ひ、久しぶり

紫月四葉

後兄さんと姉さんとハカちゃんには謝らなくちゃ行けないことがあるんです！

ミレイ

謝らないと行けないことていうかお姉ちゃんちって呼んでくれた！

紫月四葉

あの、マキちゃんとメグリさんの件はごめんなさい！

ハカ

マキちゃんとママを知ってるの？

紫月四葉

私は第4支部憑从影殲滅部隊隊長でコンビがマキちゃんだったの

紫月四葉

私が弱いからマキちゃんを守れなかった(涙目)

ミレイ

弱くないじゃん！

ユウマ

逆にすげぇよ

ハカ

こうくんが目指してた隊長ですしね！

ユウマ

そうそうマキを守ってやれなかったのには俺らにも責任があるしだから四葉は気にしないでくれ

紫月四葉

ありがとう

ユウマ

ほら明日学校だぞ寝る準備して寝るぞ〜

第1話終了しました！
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第2話第2話

月星アイ

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グランプリ

好きになるのはキミ限定【完結】

なぁな

編集部コメント

主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした！<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。