第188話

story 186
1,030
2022/07/10 15:00 更新
~淳太’s side~



ホンマに照史は……



2人での仕事が終わって、家について

今日の照史との会話を思い出していた



…まさか、再会するなんてな



もう会えへんって思っとったのに、運命ってやつなんやろか

俺だって、あなたのことを一度も思い出さへん日はなかった



でも、運命に惹かれあってるのは、間違いなくあの2人で



諦めるしかあらへんのも分かっとる

…しゃーない、俺が一肌脱ぐか



スマホで今後のスケジュールを確認する



…明日は昼過ぎで終わりで、明後日は久々にオフやから

久々に3姉妹に会いに実家に行く予定やったけど



飛行機のチケットをとり、照史のロケに同行してたマネージャーに連絡をする



照史のためって言っとるけど、単純に俺が会いたいだけやけどな


……………………………………………………………………………………………………

夜にあなたがいるはずの地に着いて、近くのホテルに泊まって



次の日、マネージャーから聞いた旅館の名前を頼りに、あなたの元へ向かう



…ホンマに会えるんやろか

タクシーに旅館の名前を告げると、温泉街の趣のある旅館の前で車が止まる
淳太
すいません、ここで働いてる人に会いたいんですが…

軒先にいる人に声をかけると、その人があなたを呼んできてくれた
あなた
淳太さん、どうして…

目の前に現れたのは、間違いなくあなたやった
淳太
久しぶりやな…、ちょっと話がしたくて

旅館の人に許可をもらって、あなたを連れ出す



近くの喫茶店に入り、あなたと向き合うと、懐かしい思い出が胸をしめつける

やっぱり好きやな…って



そう思ってしまうけど…



俺の気持ちはしまっておかなあかんやろな

プリ小説オーディオドラマ