ここ数日、七不思議関係の異形には会わず、平和に楽しく学校生活を送っていた。
そんなある日の休み時間。
廊下を歩いていると中学生に声をかけられた。
彼女は笑顔で手を振って走って去っていった。
走ってく背中を見ていると、急に耳元で声がして、驚いて後退りをした。
青い鬼と会話をしながら教室に戻った。
教室に入ろうと、戸を開けるとガッと後ろに倒れそうな勢いで両肩を掴まれた。
世羅の話によると、凪央は休みが終わってすぐに先生に頼まれ音楽室に楽譜を置きに行ったらしい。
音楽室はそこまで遠くないので五分ほどて帰ってこられるが、十分以上経っても帰ってこなくて、音楽室を覗きに行くと誰も居なかったらしい。
そんなことを急に言われても信じられるはずが無い。
半信半疑で聞いていたものの必死に喋る世羅や異形の存在を知ってしまっているので、全く信じられない訳では無かった。
チャイムと同時に先生が教室に入ってきた。
授業が始まるのでこの話は後回しにしようと、大人しく席に座った。
その時に気がついた。真ん中に不自然に机と椅子が無くなっている。その席は凪央の席だった。
この時、みんなから凪央の存在が消されているのだと分かった。
凪央と世羅もアイコンつけました!
自分が思ってたよりも出てくるのでてきとうですが付けます
こんな感じ。

















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。