Tordに苛立ちを込めて、平手打ちを繰り出したが
あっけなく避けられた。
はい、そんな感じで言い争っていると、
今度はTordがハグしてきた。
もちろん抵抗したけど、Tordの方が大きいし力も
強いので、途中で諦めた。
後ろから二人分の呆れたような声が聞こえる。
その隙にTordの腕の中から逃げ出すことに成功した。
突然私の顔をじっくりと見つめてきた。
なんか恥ずい()
目をぱちぱちさせながら相手を見ると、
片手は彼の後頭部に回って、少し照れくさそうな
ポーズをしていた。
お互い改めて自己紹介をしたら
私の中に疑問が生まれた。
なんかものすごいPatryckさんが、落ち込んでる。
一体誰のせいなんだ...(貴方です)
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!