家のドアを開けるとそこは異世界へと繋がっていて
小学校3年生の頃だった。
ゆひが私の事を好きと言っていた時期と恐らく重なる。
私は当時の私に6月11日の出来事を話す。
更に
『告白してみれば?』
なんて言葉を添えて。
案の定
まだ幼かった私はその言葉を鵜呑みにして
ゆひに嘘の告白をした。
結果、私とゆひは付き合う事になって、楽しかった。
楽しいと思える自分を狂気とも思ったがそこは触れない様に自分で自分に蓋をかける。
そしてその楽しかった日常も
キキィ__________________
と大きな音をたてたかと思えば一瞬で消え去った。












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!