中々勝敗が決まらない、ということで延長戦が
行われることになった。
同じチームの子からは
と苦笑しながら言われた。
先生からもらったスポーツドリンクを飲んでいると、
左右に揺れるなにかが遠くで見える。
よく見てみるとそれは手で、ゾム、鬱さん、ショッピくん、
千之さん、コンちゃん、みどりくんの手であることが
分かった。
大きく手を振り返すとみどりくんがすごく驚いた
顔をしていて、何に驚いているのかずっと疑問だった。
ピピーッ
笛が鳴ってから同じチームの子が抱きついてきて
いろんな声を上げる中、私は無意識的に担任、紫平兄の名を
口にしていた。
肝心の兄さんはこちらを見ており、頬が緩んでいて
珍しく笑っていた。
観戦の方も相当盛り上がっていた様子で、観戦席からは
大きな歓声が聞こえた。
皆が勝利を噛み締めていると担任が寄ってくる。
担任は俯いて何かをぼそっと床へつぶやくと顔を上げ、
落ちていたボールをいそいそと集めて言う。
普通の先生ってこんな気遣ってくれるのか、?
多分言ってくれない。
そんな小さなところにも優しさを感じた。
はい、本当にすみません・・・、
投稿がしばらくできていなかったのは少し
リアルのほうが忙しくなってしまいまして、
何も言わずに休んでしまって本当に申し訳無いです。
すみません。
あとフォロ限はやめたいと思ってます。
理由は沢山の人に見てもらいたいからです。
これからも毎日投稿ではないけど投稿するので
待っていてください。
今日は短くてすみません、
ということでここまで閲覧ありがとうございました。
10時に投稿したのは謝罪の気持ちも込めて、あと
早く見てほしかったからです。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。