第9話

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2022/01/17 06:10
それから2ヶ月

3年の卒業式
『謙杜、ごめん』

長尾「え?」

『私、やっぱり先輩が好き。』

『謙杜と付き合って3ヶ月楽しかったけど、デートしててもお泊まりしてても先輩が隣だったらとか考えちゃって、だから私と別れて欲しい…』

長尾「やっぱりな」

『え?』

長尾「気付いてた、いつか言われるんやろうなって ほら西畑先輩の所行って想い伝えてき?」

『謙杜、ありがと 大好きだよ』

長尾「俺も大好きやったで」
道枝「ポンポン))俺も長尾と同じ気持ちや」

大西「ごめんな?みっちー」

道枝「ええよ」

長尾「みっちー…」

彩花「泣いていいんやよ?謙杜」

大西「そうやで」

道枝「ほら、泣けよ」

長尾「みんな、ありがと…(泣)」
NARUSE
NARUSE
先輩
NISIHATA
NISIHATA
どうした?
NARUSE
NARUSE
今、どこですか
NISIHATA
NISIHATA
屋上やで
NARUSE
NARUSE
1人ですか?
NISIHATA
NISIHATA
丈橋は忘れ物したって体育館行ったから1人やで
NARUSE
NARUSE
待っててください
NARUSE
NARUSE
すぐ行くんで
NISIHATA
NISIHATA
分かった
屋上

屋上のドアを開けた瞬間

フワッとひなの好きな匂いに包まれた
西畑「ギュー))やっと俺のに出来た」

『先輩?』

西畑「俺、彩結ちゃんに振られてから2ヶ月経った頃からひなちゃんが好きやって気付いてたんやで?」

『はい』

西畑「それで、4ヶ月でひなちゃんの事手に入れれた 改めて俺の彼女になってください」

『はい!』

西畑「チューは長尾とした?」

『頬っぺたにはされました』

西畑「チュッ))あ、照れた」

『⁄(⁄ ⁄º⁄Δ⁄º⁄ ⁄)⁄』

西畑「ひなちゃん」

『はい』

西畑「敬語辞めよか」

『え?』

西畑「ほら、大吾くんって呼んでみ?」

『だ、大吾くん…』

西畑「あ〜可愛い」

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