第16話

誰も知らない貴方と私の場所
325
2024/05/12 02:00
ーこのお話はホグワーツに入学する数年前のこと
あなたの下の名前の幼少期の頃のお話です。






私が自宅の庭で遊んでいたら私と同じ年くらいの男の子に声をかけられた

男の子
男の子
ねぇ、君1人?
(なまえ)
あなた
うんそうだよ
男の子
男の子
僕最近この街に引っ越してきたばっかなんだ。
もし良ければ僕と友達にならない?
(なまえ)
あなた
うん、いいよ!
それからその子は毎日のように私に会いに来た
男の子
男の子
ねぇあなたの下の名前今度僕の家に来ない? 
男の子
男の子
僕 3月が誕生日なんだ!
だからあなたの下の名前に僕のパーティに来て欲しくて
(なまえ)
あなた
行きたい!
プレゼント用意しとくね!
でも、何着ていこうかなー
男の子
男の子
ほんとに?
きっとみんな喜ぶよ!
…じゃあ服は僕が君の選ぶよ!
(なまえ)
あなた
いいの?
やったー



数日後
(なまえ)
あなた
今度のパーティだけど、なんか持って行った方がいいのかなー
まずはプレゼント。他には…
他何があったけなー?
ねぇなんかあったっけ?
私が問いかけても彼は黙ったままだった
(なまえ)
あなた
どうしたの?
男の子
男の子
…ごめんあなたの下の名前
僕のパーティなくなっちゃった
(なまえ)
あなた
え?
男の子
男の子
僕は普通じゃないんだって
父さんがそう言ってた…

それに、僕もうすぐ引っ越すんだ
(なまえ)
あなた
引っ越すの?
どうして、だって昨日も一緒に遊んで…
それに服だって選んでくれるって
男の子
男の子
ごめんね
男の子
男の子
だから君にはもう会えない
(なまえ)
あなた
え…
私が覚えてるのはここまでの記憶
その子がどんな子だったのかもどんな名前だったのかも覚えてない
一つだけ覚えている事としたら彼がホグワーツに入学してたってこと。
私が彼の家系が純血の魔法使いと知ったのは彼が引っ越した後だった…
そんなことを思い出していながら、今日も教室に向かう


ロン・ウィーズリー
ロン・ウィーズリー
なぁ、あなたの下の名前聞いたか?
今日はスネイプの授業でテストあるらしいぞ
しかも抜き打ちのな
(なまえ)
あなた
それはやだな
ロン・ウィーズリー
ロン・ウィーズリー
だろ?
僕もそう思ってた
ハーマイオニー・グレンジャー
ハーマイオニー・グレンジャー
ちゃんと勉強してこないからよ
ハリーポッター
ハリーポッター
テストはみんな嫌だよね
授業が終わり移動しようとしたら
ハーマイオニー・グレンジャー
ハーマイオニー・グレンジャー
ねぇ、あなたの下の名前ちょっといいかしら?
(なまえ)
あなた
なに?
ロン・ウィーズリー
ロン・ウィーズリー
今度僕の誕生日パーティがあるんだ
良ければ君も来ない?
(なまえ)
あなた
いいの?
行きたい!
ロン・ウィーズリー
ロン・ウィーズリー
着る服が決まらないなら僕が決めてあげるよ笑
その瞬間私は彼を思い出した…
(なまえ)
あなた
じゃあロンに選んでもらおうかな!
ハーマイオニー・グレンジャー
ハーマイオニー・グレンジャー
あなたの下の名前〜
ちょっと来てもらっていいー?
(なまえ)
あなた
うん、今行くー
またね、ロン







ロン・ウィーズリー
ロン・ウィーズリー
わぉ、ちょっと冗談で言ったのに
ロン・ウィーズリー
ロン・ウィーズリー
…でも、その反応見ると昔仲良かった近所の女の子思い出すな〜
ロン・ウィーズリー
ロン・ウィーズリー
その子元気かなー
会いたいなー
ハリーポッター
ハリーポッター
その子って?
初恋の子とか?
ロン・ウィーズリー
ロン・ウィーズリー
!?
ロン・ウィーズリー
ロン・ウィーズリー
ハリーいたのかよ
そうだね、初恋の子。
ハリーポッター
ハリーポッター
ずっと居たけど、君は話に夢中だったみたいだからね。
でも、ロンに初恋の子がいたとは驚いた…
ロン・ウィーズリー
ロン・ウィーズリー
なんだよハリー
嫉妬か?笑
ロン・ウィーズリー
ロン・ウィーズリー
僕の話はもういいだろ笑
それより、ちゃんと僕のプレゼント用意してくれよ笑
ハリーポッター
ハリーポッター
分かってるって笑







今回はロンとあなたの下の名前ちゃんのお話を描きました。
前回よりは投稿は遅くなってしまうと思いますが、読んでくれたら嬉しいです!

ではまた次回ー🪄︎︎◝✩

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