二人の戦いが終わり、私は控え室に向かった。
やばい…、すごく緊張してる…。
さっきあんなこと言うなんて思わなかったし…、私が私じゃなかった。
何だったんだろうなぁ…。
確か前にも同じようなことがあったような…、
?「オイッ!!」
え?
次の瞬間、私は階段から足を踏み外した…。
戦う前に、私死ぬの…?
あれ…?痛くない…。
目を開けると、
爆豪「お前、何ボーッとしてんだよ!!余裕なんかぁ!?あなたちゃんよぉ!!」
あなた「ご、ご、ごめんっ!!大丈夫!?ケガない!?」
今、私は勝己の上に乗っている状態…。
爆豪「………。」
え、どうしよう動かなくちゃった…。
あなた「爆豪さん…?」
爆豪「さっさと離れて早く行けやぁぁ!!!」
あなた「は、はいぃ!!」
そんなに怒鳴られなくても…。
重かったのは申し訳ないけど……(泣)
爆豪(……チッ//)
控え室に着き、そのまま気持ちを落ち着かせるように、座って待っていた。
・
・
マイク「さあ、再び登場!普通科の星、心操人使!!さっきは痺れたぜぇ!!ヒーロー科毒味あなた!」
やめてよぉ……、さっきの黒歴史なのに…!、
穴があったら入りたい。←切実に
心操くんは、多分…、緑谷くんのを見てた限り、彼に応えると彼の言う通りにされてしまう…。さっきみたいに…、場外に持ってかれたらもう負けだ…。
心操くんは、ジロッとした目でこっちを見てくる…。
正直ビビってるけど…、負けたくない。
マイク「両者、配置に着き…、
スタートォォ!!」
最初にどうくる…?
心操「……、個性に恵まれてるやつはいいよな!?」
これに応えると彼の個性にかかる…、
それなら、素早く何も体にも影響させず、物理攻撃で場外に持っていきたい…。
ダダダ
私は心操くんに向かって走り出した。
心操「無視ってことは俺なんか眼中にないってか…!?いいよなぁ!急に突然転校してきて、普通科でもなく、ヒーロー科でよぉ!!この大会も余裕ってか!?」
あなた「…………余裕なわけない!!」
ガクッ
しまった…。
マイク「毒味…!!!急に動かなくなったぞ…!」
相澤「さっきの試合のように、自分が有利に持ってきたな、心操…。」
緑谷「毒味さん……!!」
尾白「あぁ……、毒味も引っかかるなんて……!!」
心操「そのまま場外に行け…、」
彼女はそのまま心操を通り過ぎ、場外に向かって歩いていった。
緑谷「そんな………!?」
麗日「あなたちゃん……!、」
試合を見ていた人たちは、心操が勝ったと思った。
だが、次の瞬間
ボワッッッッッッ
会場全体に毒ガスが舞広がった…。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。