ヴィランと対峙し、次々と拘束していくが、
『量が多いな。キリがない。』
そう。とにかく量が多い。そして、1人1人がしっかり強い。
「お困りかい?お嬢さん。」
『骨抜!なにその喋り方。』
「まあまあ。」
骨抜の柔化で地面を柔らかくし、ヴィランの多数を拘束。そして、私の水剣で切る。
『ナイス、イケメン。』
「そっちこそ、美少女。」
骨抜との連携もあり、広範囲に剣を振るえたが、まだまだ終わらない。
…奥にヴィラン。と、子供?!
どうして?救済はもう済んだんじゃ…
いや、そんなこと言ってる場合じゃない!
助けるんだ。守るんだ。ヒーローになるんだ!!
水壁を張りながら子供の救済に向かう。
大丈夫だ。ヴィランはみんながやってくれる。
『遅れてごめん!!もう大丈夫。君は、私が守る。』
頭から血…そりゃそうだ。ヴィランの近くにいたんだ。どうしてすぐに気づかなかったんだ…!
「君!その子をこっちに!!」
『はい!』
他校の人に、この子を預ける。
そう。今私がやるべきことは、1人でも多く助け、ヴィランを制圧すること!!
「やべぇっ…!!」
『水壁…!気をつけてください。』
「ありがとう…!」
ヴィランを制圧しながら、他の人のサポート。
周りを見ながらの戦闘。
…大変だ。でも、楽しい。
そりゃあみんなヒーロー目指すし続けるよね。
「あなたすげぇな。」
「ボク達も頑張らないとだね。」
頑張っていると、それは人に伝染する。
それが今、この戦況を少しずつ変えていた。












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。