〈ヴィランによる大規模破壊が発生!規模は〇〇市全域建物倒壊により傷病者多数!
道路の損壊が激しく、救急先着隊の到着に著しい遅れ!到着するまでの救助活動はその場にいるヒーロー達が指揮をとり行う。
1人でも多くの命を救い出すこと!!〉
“ジリリリリ”と音が鳴り、アナウンスがはいる。
これにて、2次試験の始まりだ。
採点とは言っていたけど、採点基準がわからない…
なら!自分のできることを精一杯やるだけ!!
私ならできる!大丈夫!
走っていると、前方の瓦礫の付近に子供が1人。怪我は無し。
「うわぁぁぁん!!!ママが!ママがぁ!!」
『もう、大丈夫だよ。ママも必ず助けだす。
レイ子!手伝って!』
「勿論。」
レイ子のポルターガイストで女性の周りにある瓦礫を1つずつどかしていく。
「ありがとう。」
「いえ。」
『お怪我は?』
「少し足を捻ったみたい。」
『なるほど。失礼します。』
女性は横抱きを。子供はレイ子に任せ、2人で安全な場所に連れて行く。
でも、このままだったら助けられる数が減る…
どうにか効率の良い方法は…
開けた場所には、治癒系の個性を持った人が、怪我人の怪我を治していた。
『女性は足を少し。お子さんは無傷です。』
「なら、2人とも向こうのほうに。」
『わかりました!よし。次だ!』
そういい、また足を踏み出そうとした時。
東の方から爆発音がした。
そうだ!これはヴィランのテロ。そりゃいるよな、ヴィラン。
〈ヴィランが姿を現し追撃を開始!現場のヒーロー候補生はヴィランを制圧しつつ、救助を続行してください。〉
「あなたはヴィランの方に。救助は任せて。」
『…!わかった。ありがとう、レイ子!!』
レイ子に任された。それは、私が戦闘の方が向いているというところからだろう。
ヴィランの方へ向かうと、そこには、骨抜や希乃子。
鉄哲や寧人など、多くのヒーローが既に駆けつけていた。
『よし。ヴィラン退治だ。』












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。