第64話

2-22 練習生
4,781
2018/08/31 14:16





~夜




リビングでおやすみと言ってみんな自分達の部屋に散らばって行く



私は…


1人か。


やっぱり寂しいよね。


ベットに入ろ。
あなた

寝れないな…




勉強でもしよっかな


こうして私は勉強をはじめた。


…でも、やっぱり心細かった。


いつも分からなかったらぐくが

『そんなのも分かんないの~?w』
とか
『おバカさん♡教えてあげるよ』


ってからかってくるぐくが居るのに。




今日は分からなかったら1人で悩むだけだ。
あなた

おっぱ…泣




こんなにも人に会いたくなるのは初めてで、自分でもびっくりしている



あ、ほんとにぐくおっぱのこと好きなんだなって
あなた



今の私には泣くことしか出来なかった。


すると後ろから温かいものが私を包んだ
あなた

…なに



一瞬でわかった。



このぬくもりはじみんおっぱだ。
じみんくん
じみんくん
ぐが居なくなってからなんか変だなと思ってた。
あなた




私は


もう1人じゃないんだと思うと
自然にたくさん涙があふれてきた。
じみんくん
じみんくん
大丈夫。大丈夫。


じみんおっぱはそう言って頭を撫でてくれた
あなた

私ね、ぐくが居なくなって、めっちゃ寂しかった。なんかね、1人になっちゃったって思って…悲しかった。泣

じみんくん
じみんくん
気づけなくてほんとごめん。



おっぱは私を力一杯抱きしめてくれた。
じみんくん
じみんくん
ぐがはお前の事を忘れてない。あいつはな、あなたのことが大好きなんだよ??
あなた

…うん

じみんくん
じみんくん
だからさ、みんなで待ってようよ。あいつのこと。
あなた

そうだね。




そうだよ。泣いてばっかじゃダメだ。


ぐくに笑ってるとこ見せなきゃ。
じみんくん
じみんくん
ってか、あなたほんとにこれ分からないの?



後ろから抱きついて私の肩からノートを覗いていたみたい。
あなた

ちょ、からかわないで!

じみんくん
じみんくん
ごめんごめんw



優しいと思ってたのに、ぐく系の人種に入っちゃったかな…笑




でも、元気ついたし、おっぱ、ありがと。

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