第2話

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2020/04/11 06:52



車に乗り込み、私たちは今日のライブについて話していた。
暗闇で光るペンライトが綺麗だったこと、自分の名前が書いてあるうちわを見つけて嬉しかったこと.......話題は全くつきなかった。
_天野@あまの_ _藍理@あいり_
天野あまの 藍理あいり
今日のライブ緊張したね
_星野@ほしの_ _千夜@ちよ_
星野ほしの 千夜ちよ
だね、でも楽しかった~
_天野@あまの_ _藍理@あいり_
天野あまの 藍理あいり
だよね!!
_天野@あまの_ _藍理@あいり_
天野あまの 藍理あいり
千夜、今日も良かったよ!すっごく可愛かった✨
_星野@ほしの_ _千夜@ちよ_
星野ほしの 千夜ちよ
あ、ありがと////
_星野@ほしの_ _千夜@ちよ_
星野ほしの 千夜ちよ
藍理も、良かったし可愛かったよ
_天野@あまの_ _藍理@あいり_
天野あまの 藍理あいり
嬉しい~、ありがとー!
そう言って藍理は私に抱きついてくる。
照れてやめてよ、なんて言うけれど、本当はすっごく嬉しい。
こんなありきたりな日常が私の宝物だったりして、いつまでも続けばいいのに。なんて柄じゃなく思った。
_星野@ほしの_ _千夜@ちよ_
星野ほしの 千夜ちよ
あれ?さっきから全然進んでないですね .......
ふと窓の外を見てみると、そこにはさっきと同じ景色が広がっている。
_天野@あまの_ _藍理@あいり_
天野あまの 藍理あいり
ほんとだ、渋滞ですか?
マネージャー
はい、そうみたいで.......
_天野@あまの_ _藍理@あいり_
天野あまの 藍理あいり
まぁ気長に待ちましょうか!

あれから1時間くらいたったが、まだ渋滞は続いていた。
あれ?あの人この車誘導してない.......?
私は指を指して言ってみた。
_星野@ほしの_ _千夜@ちよ_
星野ほしの 千夜ちよ
あの人、この車誘導してないですか?
_天野@あまの_ _藍理@あいり_
天野あまの 藍理あいり
ほんとだ!
マネージャー
そうですね、あっちに行ってみましょうか

マネージャーさんが車を動かす。
あぁ、この時私がこんなことを言っていなければ、あんなゲームには巻き込まれなかったのかもしれない。

マネージャー
.......え?

ガコン!!大きな音がして私たちが乗っている車が飛び出す。
目の前に広がるのは.......崖の下だった。













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睦月
よくわからないね、うん!
睦月
無駄に長くしちゃってごめん💦
睦月
次はくまちゃんの番だよ~
睦月
じゃ、おつこり!

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