🗒➰✍🏻 青桃白 / 監禁 , 快楽堕ち
そあちゃん リクエストありがとう 🫧
通学の為に いつも通り 、
早い時間に駅のホームに到着する 。
とは言っても今日はさすがに早すぎたので 、
ホームのベンチに座って X を見ていた 。
ほぼノールックで 、隣に置いていたペットボトルの
中身を 飲み干す 。
なんだか 、少しだけ変な味がしたような気がした 。
ぐるっと視界の上下が混ざる 。
気持ち悪いような 眠いような感覚に襲われて 、
僕は思わずホームの真ん中で しゃがみ込んだ 。
誰かの声 。
聞こえない 、聞こえない 聞こえない … ッ
曖昧になっていた僕の意識は 、
数秒後に完全にブラックアウトした 。
白くて弱そうな体をゆさゆさと揺すって
意識を戻そうとする男の子 。
無駄なのになぁ 、なんて
心の中だけで意地悪く思う 。
いかにも優しくて余裕のある大人みたいに 、
男の子の手をそっと握って安心させる 。
男の子に にこりと微笑みかけ 、
それから倒れている白髪に目をやる 。
意識せずに姫抱きしてしまいそうになって 、
慌てて体勢を変えて 負ぶる 。
自分の勝利を完全に見越して 、
さっきとは別の笑みが零れてくるのを感じた 。
閉め切った暗い部屋に 、スマホの
青白い光がひとつ 。
部屋の照明をつけると 、
ソファに寝っ転がっていた青髪が
だいぶ不満そうな顔をした 。
俺の背中で眠る彼に 、
興味を示してくれたようだ 。
少しだけ意外そうな顔をしてから 、
でもそれを隠すように彼は言った 。
彼が指さす 先には 、
大量の拘束器具や玩具 。
それを見て 、少しだけ胸が高鳴る 。
興味無さそうに振る舞ってる まろだって 、
きっともう この子に夢中 。
こんな可愛い子を今から犯せるんだもん 、
俺だって楽しみで仕方ないよ … ♡
ぼやぼやした意識の中で 、
何とか平常心を保とうとする 。
目を開けているはずなのに目の前は真っ暗で 、
どうやら何かで目を覆われているようだ 。
身を起こそうと手足を動かすと 、
かしゃん 、と金属音が虚しく鳴るだけ 。
目隠しと手錠 、か ……
何も無いように感じる
冷たい暗闇に向かって言葉を放つ 。
分かっていたようなことだが 、
もちろん なにも言葉は返ってこない 。
ただ 、僕の言葉を合図にして
何か “ 謎の物音 ” が聞こえ始めた 。
ガサガサ , ゴト … ッ
カチャ … シュルッ
カチッ , ヴヴヴヴヴヴッ ……
そこからは一瞬だった 。
何故か露わになっていた僕の秘部に 、
激しく振動する “ なにか ” が宛てがわれる 。
突然襲ってきた快感の群れに 、
どうにか抵抗しようと体をめいっぱい捩らせる 。
それを無駄だと言うように 、
大きな手が力強く押さえ付けてきた 。
ひとが居る 、ひとが居るんだ … っ
僕に快感を与え続ける玩具らしきモノが 、
誰かによってぐりぐりと押し付けられる 。
乱れた呼吸を整え 、止まったバイブ音に
ひとまず安心する 。
それから大して間を空けずに 、
さっきの大きな手が無理矢理 M字開脚にしてきた 。
さっきとは違う …
宛てがわれた大きくて熱いモノが 、
痛みを伴ってするすると挿入ってくる 。
裂ける 、裂けちゃう … ッ
ドチュン ッッ !!
奥に突っ込んだ儘 、
ごりごりと イイトコロ ばかりを突かれる 。
綺麗に編み込まれていたはずの
僕の思考回路は 、快感に蝕まれて
醜く解けていった 。
あたま まっしろ 。
きもちくて 、ぐるぐる回る快感を
ひとつだって逃したくない 。
僕が余韻に浸っていると 、
突然ピストンが緩くなった 。
やだ … やだ … ¿?
足りない , たりなイの … っ ♡
「 顔も知らない奴 相手に堕ちちゃうとか … 」
『 ほんま淫乱やなぁ 、? 』
目隠しを取ると 、見えたのは
綺麗で可愛い 、乱れている顔 。
俺らの話フル無視で 堕ちちゃってる可愛いうさぎ 。
やっと俺たちのものになったんだね … ♡
手を ぱっ と広げて 、目にハートを浮かべて 。
しあわせな時間は 、
どれだけあったっていいもんね 。
甘く どろどろに溶かされた うさぎは 、
しあわせそうに俺たちに抱き着いてくる 。
少し奥を虐めてやれば 、
涙をぼろぼろ零しながらも
可愛い声で鳴いてくれる 。
そろそろ壊れそうな 初兎の頭を撫で 、
素直に言えるように優しく声を掛ける 。
やだやだ と ぐずる初兎をもう一度 撫で 、
ないこが持ってきてくれた水を飲ませる 。
さすがに こんなベッドでは
寝られないと思ったのか 、
隣の俺のベッドを とんとんと示した ないこ 。
初兎は俺たちの腕にちょうどよくおさまると 、
安心したのかすぐに寝息をたて始めた 。
なんとなく 、でも確かな根拠をもって
ゆっくり流れていく時間 。
溶けていく しあわせは 、
決まったカタチを残さずに
ふわふわと心の中に降り積もる 。
見知らぬ人たちに堕ちちゃうような
だらしない淫乱兎でも 、
ちゃんと一生 愛してよね ─── ♡
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。