窓から落ち枯れ木の上に落ち
地面に落ちる
そう思った
でも痛みはなくかわりにふわふわした感触
目を開けると妖の姿に戻っていた狐桜の上にいた
狐桜にしゃがむように言い体制を変え狐桜に座っているような体制になる
服は至る所が破けていて血が流れていたりしている
皆が狐桜に乗るのを確認する
そう言い狐桜が空を飛ぶ
そしてすぐに多軌透の家へと着く
そうは言うものの落ちる時に少々足を捻ったのだろうか
少しふらついてしまう
そう言われ肩を貸してくれた
そして多軌透と2人で部屋に入る
夏目貴志と田沼要それにニャンコ先生と狐桜は居間の所で待機している
あまり傷を見られたくはないがこのままじゃどうにもならないため上の服を脱ぎ肌着の姿になる
私の体を見て驚いている
それもそうだろう
体中至る所に殴られた痣や切り傷等がある人はそうそういない
そしてそれを見る機会なんてまずは無い
その後は手当をしてもらった
首・腕・足
見える所には包帯をしてもらい
少々時間はかかった
多軌透の顔を見る
とても悲しそうな顔
今まで見たことも無い顔
誰も私に向けたことの無い顔
そう言い私を抱きしめた
今までそんな事をしてくれたのは両親だけだった
私は無意識に透を抱きしめ返していた
暖かい
昔母が言っていた人は冷たい人も沢山いるでもそれ以上に暖かい人がいると…………
ずっと分からなかった………
いや
ただ忘れてしまっていただけ
とても懐かしい暖かなぬくもり
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編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。