これは唐突に浮かんだネタ話でございます。
本編とは関係ありません。多分
何やかんやあって一緒に縁談することになったあなたちゃんとワース君の話です。
ちなみに2人とも成人してます。
それではどうぞ。
綺麗な夜景を一望できる高級レストランで、男女4人が美しく上品な微笑みを浮かべながら食事を楽しんでいる......はずだった。
ワースとあなたに急遽入った縁談。もちろんあなたは酷い暴言と共に断るつもりだったが、マドル家当主はワースが断れないことをいいことにあなたを無理やり縁談に参加させた。
そんな縁談が微笑ましく優雅な縁談になんてなるわけもなく、一部険悪な雰囲気が流れていた。
あなたは口を開くと目の前にいる男の不満や暴言を口にしそうになるので微笑みで返し、ワインを口に含む。
ワースの縁談相手かわざとらしくフォークを落とす。
女がしゃがみこむ。
ワースもしゃがみこむ。
なにかものを落とした際はレストランのスタッフに拾ってもらうのがマナー。それをわざわざ自ら拾うということはそれなりの理由があるということ。
机の下をのぞき込むワースと目が合うと、女は着ていたワンピースの裾を他繰り上げ、ワースを誘惑する。
まぁそんなことをあなたが許す訳もなく、魔法を使って机を吹き飛ばす。
ワースは酔いを回らせているあなたを支え、呆れながらも笑みを浮かべた。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。