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第1話

正体を見てしまいました…
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2023/11/25 03:00
私は仕事の休憩に行こうとしていた。


休憩場所に行こうとすると、誰かが煙草を吸っていたのだ。
(なまえ)
あなた
(ん?煙草の匂いがするって事は萩か陣平のどっちかがいるのかな?)
私は屋上に行く途中でその匂いがしたので、すぐにあの2人のどちらかがいると理解出来た。

〜屋上到着〜
(なまえ)
あなた
(やっとゆっくり休憩できる…)
そう思っていたのも束の間、私はその時に何かを見たのだ。


…しかも翼のような影が。
(なまえ)
あなた
(やっべ…隠れないと…)
私は咄嗟に壁に隠れた。


隠れながら見ていたが、とても綺麗な黒い翼。 思わず見とれそうになってしまう。
(なまえ)
あなた
(はぁ…別の場所で休憩するか…)
と思った次の瞬間。
萩原研二
萩原研二
あれ?もしかして雪ちゃん、俺の姿見ちゃった?
後ろから声がしたのだ。

しかも、後ろにはいなかったはずの人間が背後にいる。
(なまえ)
あなた
(早い…?!)
私は気づいたものの遅かった。

いつの間にか黒い翼に囲まれていたのだ。
(なまえ)
あなた
(どうしよう…逃げられない…)
萩原研二
萩原研二
あーあ。俺、雪ちゃんにはバレたくなかったんだけどなぁw

まあもう見たんだし、遠慮しなくていいよな?
(なまえ)
あなた
は…?それってどういう…
その言葉を遮るように口を手で抑えられ、
萩は距離を詰めてきた。
(なまえ)
あなた
?!
(なまえ)
あなた
(怖い…逃げたいのに…)
私は同期である萩がまるで知らない男のように見えて少し怖く感じた。
萩原研二
萩原研二
おいおい…抵抗するなよ…w
少し痛えだけだって…😊
その瞬間、首に微かな痛みを感じた。

萩に首を噛まれたのだ。
(なまえ)
あなた
ッ…‼️
その時首元を触ると噛み跡があり、血が少しだけ滲んでいた。
萩原研二
萩原研二
へぇ…雪ちゃんは血まで甘いんだな?
知らなかったぜ…♡
と狂気とも言えるような言葉を発しながら、
恍惚とした表情で私を見た。
萩原研二
萩原研二
なあ雪、この事は誰にも言うなよ?
俺達だけの秘密って事で^^
(なまえ)
あなた
…分かった…もう戻るぞ…‼️
私は萩を置いてその場を去っていった。
(なまえ)
あなた
(これ、隠さねえと…あいつらにバレたらたまったもんじゃねえ…‼️)
私は急いでトイレに向かった。
(なまえ)
あなた
はぁ…絆創膏持ってて助かったわ…
(なまえ)
あなた
(あーあ…どうしたものかねぇ。)
私は頭を抱えていた。


だがこの後、もっと頭を抱える事件が起こる。






それが家に帰った時に起こるとは私でも予想は出来ない驚くような事だということを。

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