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第17話

最終話
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2025/08/30 16:33 更新
佐久間は深澤の腕の中で、まだ熱の残る体を預けていた。


熱の残る呼吸と、鼓動の速さだけが耳に届いて、妙に安心する。
佐久間
……ふっかのせいで、もう声出なくなった……

少し拗ねたように呟くと、深澤は笑いながら頭を撫でる。
深澤
佐久間が気持ちよさそうだったからつい

顔を上げるのも恥ずかしくて、佐久間はシーツをぎゅっと握りしめる。


けど次の瞬間、深澤の手が優しくその手を包み込んで
深澤
…俺、これからもずっと隣にいるからな

その言葉が胸に響いて、佐久間はまた涙がにじんだ。


今度は切なさの涙じゃない。


ただ、安心と幸せに満ちた涙だった。
佐久間
俺も、ふっかの隣にいる

その言葉を胸に、二人は静かに目を閉じた。


余韻だけが部屋に残り、温かく、優しく、二人の時間を包み込んでいた。









                     __𝐹𝑖𝑛.













夏音
読んでくださってありがとうございます!!
『隣にいるのに』と続編の『隣にいるから』、二作続けて佐久間と深澤の距離感や気持ちを楽しんでもらえたら嬉しいです!

書いてる間、切なくなりすぎて自分まで泣きそうになったり、二人に振り回されちゃったり…笑
あべちゃんの過去の想いとかもどう入れようって迷いました。
r18描写も初めて書きました!難しくて試行錯誤しながらやっとできました。
でもその分、二人の心の揺れや甘さを丁寧に描けたかなと思います!

最近、私の中でふかさくブームが来てて、もうずっと頭の中で二人がわちゃわちゃしたり、甘々したりしてます笑

二人の気持ちが、少しでも読んでくれる人の心に残っていたら幸せです🫶🏻💖
ありがとうございました(*^^*)

それじゃまたねー(*>∀<)ノ







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