葵を連れてリビングに行くと弟達5人は
全員そこにいた
弟達は軽く会釈をしながら素っ気なく挨拶をした
素っ気ないけど私よりかはマシな感じなのがなぁ
なんとも言えない……
台所に行きお盆の上にコップをふたつ並べて
中にカルピスを注いで持っていく
戻ると葵はキッチンの前にあるダイニング
テーブルのところにある椅子に座ってお菓子と
課題を広げていた
私も椅子に座り課題を始めた
喋りながらとか言ったけど自然と静かになる
そしてお互いお菓子を食べながらガチで
やること数十分……
課題中よりもお菓子を食べる手を進めて
葵と他愛もない話をする
…… ? どうしたんだろめっちゃ驚いてたけど
噂でも聞いたのかな…… ?
もうほんとに明日も学校のどっかで会うかも
しれないと思うと憂鬱だよ〜
ほんとなんであの子と姉妹やれてるんだか……
やっぱり朝霞萌のこと話すと反応するな……
いや萌というか朝霞姉妹…… ?
葵が帰ったらちょっと聞いてみよう
葵が帰ったのを確認してみんなに近づく
私がそう聞くと弟達はとても嫌そうに ,
苦しそうに顔を歪ませた
昨日の夜の春季くんの辛そうな顔とは
比べ物にならないくらいの顔を見せられ
喉に何かがつっかえたような感覚がする
春季くんと夏目くんは私を鋭く睨みつけてそう
言うと春季くんは冬夜くん ,夏目くんは弥生くんと
華生くんを引っ張って2階に上がって行った
これで確信した
あの子達は朝霞姉妹と何かあったんだ
もうこれ以上聞けないだろうし ,反応的にきっと
いい事じゃないだろうし……
でもこのままにしておくなんてできない
こうなったら自分で調べるしか……無いよね ?


















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。