私が玄関を開けると、ソンフンが既に帰ってきていて出迎えてくれてた
ジェイに言われてソンフンを見ると…確かに、今日のご飯担当はジェイなのになんで……
ソンフンは料理が苦手だ
その彼が作るものと言ったら…
2人で苦笑いをするしかなかった
ソンフンはジェイに引っ張られてキッチンに向かう
まぁジェイがいれば大丈夫か…
私も1回部屋に戻るかぁ
そう思い、私も自分の部屋に向かった
その後出てきた料理はカレーだった
が、なぜか真っ黒
ジェイに聞くと、"もう取り返しがつかなかったんです"と謝られた
食べてみると、見た目に反して美味しかったので
みんなで一気に平らげた
確かに、ソンフンもやれば出来るんだなぁ…
待って。美味しくてバクバク食べたけど、これ…夜中に具合悪くなったりしないよなぁ
そうみんなで心の中で思い、不安に駆られたのであった
(ちなみにみんな無事だったよ)
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!