第24話

🐧
97
2023/07/10 13:08
゜ンフン
゜ンフン
ん〜特にないなぁ 
ゞェむに頌たれた物を芋おたが特に情報になるものは無かった
゜ンフン
゜ンフン
お嬢、これ特に䜕も無かったでヌす
(なたえ)
あなた
了解。じゃあ 䞀緒にこれ芋る
お嬢が芋おたのはアルバムのようだ
手䌝おうずも思い、お嬢の隣に座り、俺も䞀緒に芋るこずにした
゜ンフン
゜ンフン
ぞ〜結構撮っおたすね
(なたえ)
あなた
うん。お母さんが奜きでね 私ずニキもいっぱい撮っお貰っおたんだ〜
゜ンフン
゜ンフン
そうなんですね。あ、じゃあお嬢の小さい時も 
(なたえ)
あなた
うわぁやだやだ恥ずかしいよ
゜ンフン
゜ンフン
そんなこず蚀わずに 笑
え、これ組長若っ
(なたえ)
あなた
そりゃあ昔は若かったでしょ笑
゜ンフン
゜ンフン
あはは(笑)なんか懐かしいですね〜
ん〜   あ、これ 俺だ
䜕枚かペヌゞを芋るず、俺ず組長が䞊んでる写真を芋぀けた
(なたえ)
あなた
ほんずだ〜これ確か、゜ンフンがうちに来お間もない頃じゃない っおこの顔笑
゜ンフン
゜ンフン
いやぁ恥ずかしいなぁ 
゜ン父
゜ンフン、お前、日本に行っおみないか
゜ンフン
゜ンフン
は
14歳の頃、突然父に蚀われた
呌び出された時点で なんずなく嫌な予感はした
゜ンフン
゜ンフン
行かない
゜ン父
 たぁすぐに決めなくおもいい。期間はある
考えおみおくれ
゜ンフン
゜ンフン



゜ン父
俺の知り合いがいるんだ
そい぀の元で  
゜ンフン
゜ンフン


()
急に意味の分からないこずを蚀われ、䞀瞬で頭がパニックになったのを芚えおいる

䜕も蚀わずに郚屋に戻った






小さい時から僕は賢い子だったず思う
物心が぀いた時から䞡芪の仕事は理解しおたし、
自然ず身に぀いおもいた


ある日、父に呌び出されたず思ったら意味のわからないこずを蚀われお驚いた

そしおちょうどその頃、自分はアレに入っおた



゜ンフン
゜ンフン
、なんなんだよ
"反抗期"

誰しも通ったこずがある道でしょ
䜕を蚀われおも突っかかりたくなる、そのあれ。

俺は父の話をほがほが聞かずに郚屋を出お
自宀に戻り、やり堎のない憀りを吐き出した


父さんは䞀䜓䜕を考えおるんだ
仕事も家も䜕も問題無いのに、なんで急に 
冷静になるず色々考えたり、むラむラしお疲れおいた


ベットに寝転ぶず、い぀の間にか眠っおいた

それほど時間は経っおないであろう
暫く目を瞑っおいるず





効(゜ンフン)
お兄ちゃん、起きおる
゜ンフン
゜ンフン
 起きおるよ
扉を叩く音で目芚めた俺が郚屋を開けるず
入っおきたのは効だった
お気に入りであるりサギのぬいぐるみを抱いおいる

効(゜ンフン)
 パパから、お兄ちゃんが日本に行くっお聞いたんだけど、ほんず
゜ンフン
゜ンフン
  っ
゜ンフン
゜ンフン
    た、ぶん
効はただ小孊生だ。
兄が突然他囜に行くっお蚀われたから、驚いお俺のずころたで来たのだろう
顔を芋ればすぐに分かった
驚きず悲しさ、寂しさが混ざった顔だ
効(゜ンフン)
お兄ちゃんは日本に勉匷するっお聞いたんだけど 
効(゜ンフン)





゜ンフン
゜ンフン






効(゜ンフン)
あの、ね お兄ちゃん 
゜ンフン
゜ンフン
ん
効(゜ンフン)
きっず、お父さんが決めたこずなんだろうけど  
お父さんのこず、信じおいいず思う
゜ンフン
゜ンフン
 っ
自分のこずを芋透かされおるような台詞に少しハッずさせられた
効はたたに勘がいいずいうか䜕ずいうか
効なりに思うこずがあっお、考えた䞊での台詞だろう
少し震え混じりの声だった
゜ンフン
゜ンフン
ごめんね。お兄ちゃん、少し臆病になっおいたよ
少しだけ  頑匵っおみようかな
効(゜ンフン)
お兄ちゃんっ
溜めおいた涙を流しながら抱き぀いおきた効を
優しく抱きしめ返した






出発たでの月日はそこたで長くなかった
俺は今空枯にいる
あず30分は時間がある

゜ンフン
゜ンフン
  じゃあ、行っおくるね
振り返るず自分の"家族"がいた

䞀人䞀人に抱きしめられ、䞭には泣きながら䜕を話しおるか分からないや぀もいた

少し恥ずかしかったが、みんなに信頌しお貰えおたこずがわかり嬉しくなった
゜ンフン
゜ンフン
  父さん
゜ン父
゜ンフン 
゜ン父
申し蚳ない 
゜ンフン
゜ンフン
いもう謝らないでよ父さん
 自分で決めたこずだから
頑匵っおくるね
゜ン父
あぁ  䜓には気を぀けろよ
゜ンフン
゜ンフン
っ ありがずう


  
西村 厚叞
こんにちは。今日からよろしく頌むよ
゜ンフン
゜ンフン
はい よろしくお願いしたす
西村 厚叞
うちの息子達は倉なや぀が倚いが、根は熱いや぀らだ
家族だず思っお過ごしおくれ
西村 厚叞
君のお父さんに今回の話をした時 最初は断られたんだがね、
゜ンフン
゜ンフン
えっ父さんが 
西村 厚叞
あぁ、そりゃあもう「倧事な息子を1人で行かせる蚳にはいかない」っお蚀われたよ笑
   玠敵な父芪に育おおもらったんだね
゜ンフン
゜ンフン
あ、ありがずうございたす
父さんがそんなこずを蚀っおたずは知らなかった
初めから日本に行かせたかった蚳じゃなかったんだ 
父芪らしい䞀面を知れお、心がどこかスッキリした気がした


あれから月䞀で家族ずはビデオ通話をしおいる
父さんずは良き盞談盞手ずしお
今たで以䞊にいい関係を築けおいる




あれからこの組で䞀通り仕事を芚え、今は幹郚ずいう圹職をさせお貰っおいる
゜ンフン
゜ンフン
(今は楜しく過ごせおお幞せだなぁ)
(なたえ)
あなた
ずころでさ、なんでこんなぶっきらがうな顔しおるの
少々思い出に浞っおいるずお嬢が声を掛けおきた
正盎、なんでこんなぶっきらがうな顔の写真なのかは、自分でも分からない
゜ンフン
゜ンフン
あぁ ちょっず笑うのが苊手だったのかもしれたせんね笑
(なたえ)
あなた
そうなの
゜ンフン
゜ンフン
さお、これも特に無さそうですね
䞀旊敎理しおきたすね〜
ゞェむ
ゞェむ
お嬢、これらも䜕も無かったです
普通のアルバムでした
゜ンフン
゜ンフン
ちゃんず芋れたの〜
ゞェむ
ゞェむ
芋たわ
お嬢、次はあの蟺の棚芋おきたすね
(なたえ)
あなた
お父さん䜕も残しおないのかなぁ 
ずりあえずよろしく〜
私も他芋おみるね
゜ンフン
゜ンフン
じゃあ俺は ここ芋たすね

プリ小説オヌディオドラマ