町の住民から情報を聞きながら
たどり着いた盗賊達の拠点
一番の目的は簪を取り返すことだけど、
どうせなら、この組織ごと壊すのもありか?
色々と考えながら
裏口から建物内に侵入する
見たところ、人は居なさそうだ
沢山の箱が積み上がったところに
キラリと一際光を放つ物が目に入る
近づくと、それは私の探していた簪だった
簪を手に持った私は、
先程から数人の話し声が聞こえる2階に目を向けた
2階にいるのは、昨日の盗賊達だろうか
せっかくだ、組織ごと潰してやろうじゃないか
腰に付けた剣を握りしめ、
2階へと続く階段に向けて一歩踏み出そうとした時、
階段から何者かが降りて来た
それも数人。
階段から降りて来たのはまさかのSEVENTEEN。
調査する場所って、ここのことだったのね
… 面倒くさいことになった
こうなったら仕方ない
強行突破だ
ジョンハンがこちらに剣を向けたと同時に
握りしめていた剣を鞘から取り出し、
その勢いのまま剣を振るう
ジョンハンとの剣が交わり、
剣戟が鳴り響く
応戦される前にこの場は抜け出したい
そう考えた私は、
交わった剣に、より一層力を込め、
ジョンハンの剣を弾き返した
あまりの勢いに後退りしたジョンハン。
その隙を狙って、
その建物から素早く逃げ出したのだった ___


















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。