「ねぇねぇ――君!!」
『んー?』
「これとこれどっちがいいと思う?お揃いのやつ!」
『どっちもあなたに似合うで』
「えーでも――君にはこっちが似合うからこっちにしよ!」
『そっか、分かった』
そう言って頭を撫でてくれた君を、
私は今でも忘れられない────
初恋―――それは
忘れられなくて
時に苦くて
ドキドキして楽しいもの
私の初恋は何処に行ったのだろう
再会を待ち望んでるけど
そろそろ諦めた方が良い?
何が何だか分からないから
早く、、早く、逢いに来て、
皆自分の仕事へと戻っていく
彼女は私と小学から同じの幼馴染である
お昼休憩になりハナと話し乍ご飯を食べる
帰宅後、そのままハナが家に来た
―――
それからハナもお風呂から出て2人で飲み始めて早1時間
合コンか、、
でも、いいのかもしれない
彼を忘れられなくても少しでも意識が違う方に向けば
そこでいい人に出逢えば忘れられるのだから
そうよ、ならいっその事気合い入れまくってそっちに集中してしまえばいい
いい人を作ればいい
折角のチャンス投げてたまるか
𝐧𝐞𝐱𝐭…𝐒𝐭𝐨𝐫𝐲
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!