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第1話

︎✿
631
2023/10/01 05:14
「ねぇねぇ――君!!」












『んー?』












「これとこれどっちがいいと思う?お揃いのやつ!」














『どっちもあなたに似合うで』
















「えーでも――君にはこっちが似合うからこっちにしよ!」















『そっか、分かった』
















そう言って頭を撫でてくれた君を、

















私は今でも忘れられない────






















初恋―――それは
































忘れられなくて
































時に苦くて


































ドキドキして楽しいもの

































私の初恋は何処に行ったのだろう


























再会を待ち望んでるけど






























そろそろ諦めた方が良い?
























何が何だか分からないから

























早く、、早く、逢いに来て、


















社員
えー新しく今日からここに着いてもらう社員紹介します
社員
自己紹介よろしくね
...
えっと、しおんです
よろしくお願いします!
分からない事とかあると思うんですけど頑張りますので!
あなた
(しおん、、!)
社員
はいじゃあよろしくね
君の席あそこだからこれからはあの席でよろしく
...
はい!
社員
じゃあ皆元に戻っていいよ
皆自分の仕事へと戻っていく
あなた
あ、あの、しおんさん、?
...
はい、!
あなた
えっと、苗字ってー、
...
あ、しおんが苗字で、、
あなた
あ、そうなんですね、すいません、!
...
全然大丈夫です!
ハナ
ねぇ、あなた
あなた
わ、ハナ、、
彼女は私と小学から同じの幼馴染である
ハナ
またしおんってのに反応して
しおんが全部彼じゃないんだから、
あなた
だって、もしかしたらって、
ハナ
顔見て、全然違うじゃん
あなた
そうだけど、、
お昼休憩になりハナと話し乍ご飯を食べる
ハナ
もうさ、あれから8年経つんだよ?
そろそろ新しい恋見つけてもいいんじゃない?
あなた
嫌だよ、だって、、好きなんだもん
ハナ
今もあのままかは分からないじゃん
あなた
私の初恋の相手で初めて付き合った人なの!
忘れたくない、、
ハナ
それ、執着だよ、、依存とおなじ
あなた
そんな事言わないでよー、
あなた
だってさ、付き合ったまま急にいなくなっちゃったんだよ?
ハナ
まぁ確かにね、振られたわけじゃないけど
あなた
そうでしょ
ハナ
向こうは忘れてるかもよ?彼女いたらどうするの
あなた
その時はちゃんと諦めるよ
あの人の幸せが1番だし、
ハナ
そう、
あなた
ただ、会って話したい
まだ色々聞きたい事があるんだもん
ハナ
あなたの家今日空いてる?
あなた
空いてるけど
ハナ
よしじゃあ飲もう
あなた
え?今日?
ハナ
そう今日、だってあなた一人暮らしだしいいっしょ
うち実家暮らしだからー
あなた
いいけど
ハナ
じゃあ決まりね
ちょっと話そ
あなた
分かった、ならお酒買っとくね
ハナ
ん、ありがとー
帰宅後、そのままハナが家に来た
ハナ
はー疲れたぁー
あなた
お風呂先入ってもい?
ハナ
あー私もそうする
あなた
泊まる?
ハナ
泊まる
あなた
どーせ明日休みだもんね
ハナ
うんうん
あなた
じゃあ私浴びてくるね
ハナ
はーい
―――
あなた
ただいま、次どーぞ
ハナ
まだそのパーカー持ってたんだ
あなた
うん、お揃いのやつだし、捨てられなくて
ハナ
そう、まぁいいと思うよ
あなた
うん























それからハナもお風呂から出て2人で飲み始めて早1時間
ハナ
ねね、あなた
あなた
何?
ハナ
合コン開かない?
あなた
え?
ハナ
あなたの為の合コン
忘れられなくても少しでも他の男とつるんだ方がいいよ
あなた
そうかな
ハナ
そうだよ
だから開こ
あなた
相手さんは決まってるの?
ハナ
勿論
元彼の友達
あなた
え、元彼さんとまだ繋がってるの?
ハナ
当たり前じゃん
向こうも今カノ居ないみたいだから合コン開く時にお互いの友達紹介してんの
ハナ
そういうのには凄く都合いいから
あなた
そ、そうなんだ
ハナ
浮気とか変なことはしてないからね、辞めてよ
あなた
うん
ハナ
4人で良いでしょ?
あなた
私は全然構わないけど
ハナ
おけ、じゃぁ決まり
お店も希望なければ私が適当なの選んどくわ
あなた
うん、それで宜しく
ハナ
はいよー
合コンか、、
でも、いいのかもしれない
彼を忘れられなくても少しでも意識が違う方に向けば
そこでいい人に出逢えば忘れられるのだから
そうよ、ならいっその事気合い入れまくってそっちに集中してしまえばいい
いい人を作ればいい
折角のチャンス投げてたまるか
𝐧𝐞𝐱𝐭…𝐒𝐭𝐨𝐫𝐲

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