第42話

各個撃破
610
2025/10/29 05:27 更新


インカムから鳴海隊長達の会話が入ってきた。




鳴海弦
狙いは僕か…
四ノ宮キコル
バカ師匠、こっちにも来てる
保科宗四郎
報告しとくで。こっちもや
東雲りん
…こちらもです
亜白ミナ
……私もだ



目の前にモニターが映し出され、オペレーターの来栖さんより各地に出現した怪獣のフォルティチュードが表示される。



あなた
これは……!(全て大怪獣クラス、しかも狙ったように隊長クラスの所に!?)
鳴海弦
狙いは、分散させた上での主力の殲滅だな



まずい、宗四郎や亜白隊長、キコルちゃんに鳴海隊長、みんな負けるとは思っていない……けど、




あなた
東雲小隊長っ




唯一小隊長が請け負う場所にも出現した大怪獣がいる。



東雲小隊長と立花小隊長の2人は自分の担当エリアのため、急いで戻った。




あなた
(お願い、間に合って……!!)



つい先日、東雲小隊長と話した言葉が浮かぶ。










「鳴海隊長が、好き」







「死にたくないって、思うようになって…」





あなた
絶対に、死なせるもんか……っ!!!







東雲りん
はぁ、はぁ……くそっ
(歯が立たない…どうすれば……鳴海隊長あのひとなら、勝てたかもしれないのにっ)



立花小隊長が怪獣に首を掴まれている。


次は、自分の番なのか?と絶望すら抱くレベルの大怪獣……怪獣13号。


機動が恐ろしく早い、並の攻撃は通りにくいどころか全て避けられる。





モブ
東雲小隊長!立花小隊長の援護を!!
東雲りん
(はっ!)離脱しろ立花あぁぁああっっ!!!





東雲小隊長

解放戦力 73パーセント




ドドドドドッ!!!







東雲小隊長がガトリング砲を打ち込んだタイミングで13号から距離を置く立花小隊長。






すぐさま弾を補充し打ち込むが、煙幕で姿が見えなくなった隙に背後を取られ、打撃を受けた。





東雲りん
がはっ!!!




地面がめり込むほどの打撃を受け、各所から流血する東雲小隊長を見下ろす13号。




歯ぎしりなのか声なのか、キリキリと音を発しながら
じっ、と見下ろす。





東雲りん
(こんなこと、思っちゃいけない、のに…)













東雲りん
死にたく、ねぇ……






あなた
退けぇぇえええっ!!!!!




保科流抜討術

2式 風穴







ドッ!!!



東雲りん
!?!??
あなた
カフカさん!!!
日比野カフカ
サンキューあなたの名前!!



風穴で13号の肩口に穴を開けた。


戦力全開放で叩き込んだ技は、すぐには修復しない。






私が13号を攻撃している間に、怪獣8号に部分変身したカフカさんが東雲小隊長を抱え救出する。






東雲りん
あなたの名字、カフカ…ダメだ……
あなた
嫌です!また一緒に恋話コイバナするって約束したじゃないですか…!
日比野カフカ
すみません……俺も、もう黙って後ろに控えるなんてできません。
日比野カフカ……いや、











バチバチと青いイナズマと共に、


カフカさんが完全に変身する。



日比野カフカ
怪獣8号。出ます




怪獣8号に完全変身した途端、13号は真っ先に8号に狙いを定めた。




あなた
はっ、モブには目もくれないってか!?
日比野カフカ
そう怒るなよあなたの名前…汗
ま、任せとけって



拳を向けてきた13号を、片手で止めるカフカさん。


…流石、フォルティチュード9.8は伊達じゃない。


あなた
(それに、宗四郎との訓練を頑張ってたのを知ってる…だからこそ、悔しいけど安心できる)



案の定、13号はカフカさんに1発食らっただけで絶命した。





来栖アキラ
あなたの名字あなたの名前、日比野カフカ、怪獣13号討伐!!!
あなた
いや、私肩に穴開けただけなんだけど…汗



その後、立花小隊長と東雲小隊長の手当をしながら、寄ってくる余獣を討伐していた。






そうしている内に、インカムからは次々に11~15号の討伐報告が入り、嬉しさを噛み締めていた。



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