大輝side
とうとうこの日が来た。
才人との約束の日。
俺はオーナー殺したことだけでなく想太達も始末しようとした彼奴がどうしても許せなかった。
そうして俺は雄大にしっかり丁寧にお願いして想太達を一日預けて貰う事になった。
大事な人を失いたくないし、才人と話しがしたかったから正直に言うとこの機会を有難く思ってる自分もいる。
…想太達のためにも俺が頑張らないとな
~19:00~
想太side
今日は大輝くん達がお仕事で家に帰れないと言ってたから、雄大くんのレストランに泊まるらしい。
~レストラン~
カランカラン…
なんか雄大くんちょっと凹んでいるような…?
ま!ええか!!
なんやろ…ただ二人がお仕事へ行くだけやのに…
あの二人がもう帰ってこないような…そんな嫌な事を考えてしまう…
嫌や。それだけは絶対嫌。
ギュッ…
大輝くんは少し戸惑ってたけど優しくそう返してくれた。
テクテク…ギュッ
ポンポン…(颯の頭を撫でる)
そうや、大輝くん達は強い!だから、きっと俺が起きたときには笑顔帰ってきてるはず!!
にしても…
人をこんなに思ったのは初めてやな…
それに、大輝くんの事を考えると颯と同じく胸が苦しくなる…
俺、何かの病にかかったんやろか…?




















編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。