次の日…
及川「あなたちゃんおはよ」
あなた「及川くん、おはよう」
あなた『昨日は本当にごめんねっ!』
及川「いーよ、気にしないで」
あなた『私、少し用事があるから先行くね。』
及川「おっけー」
あなた『えっと…話って何かな?』
?「ごめんね呼び出しちゃって」
?「ああ、えっと…」
倉井「私の名前は倉井真綾。3年2組。」
倉井「突然なんだけど、小白さん。及川くんから離れてくれない?」
あなた『えっ…』
倉井「ただ、それだけなのでっ!///」
そうして倉井さんは教室から飛び出した。
及川くんから離れて…か…
倉井さんは及川くんの事が好きなのかもしれない。
及川くんは確かにかっこいいし、優しい。
それに人一倍、努力している。
だけど、私は及川くんの事を諦めたくない。
でも、倉井さんに逆らったら?
周りから虐められるかもしれない。
それは、、、嫌だ、、、、、
私、どうしたらいいの…?
私はそれだけで涙が出てしまった。
及川「……」
それを教室の外から及川くんが見ていた。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!