及川「あなたちゃーん!一緒に帰ろ!」
あなた『いーよー!』
及川「校門の近くで待ってるよ」
及川くんが教室から出ると、一斉にクラスメートが寄ってきた。
男子「え!?小白って及川と付き合ってるの!?」
あなた『付き合ってはないよっ///』
あなた『でも、好き…///』
男子「えーーー!?」
と、話していると学校一の美少女に話しかけられた。
?「小白さん、明日の朝に隣の空き教室来てくれないかな…?」
あなた『うん』
?「ありがとう」
あなた『じゃあ、私は及川くんを待たせてるから失礼します。』
教室から出て、私が校門の近くに行くと及川くんが待っててくれた。
あなた『おまたせ〜、待った?』
及川「全然」
及川「じゃあ、帰ろう」
私たちは歩き始めた。
あなた『今年で卒業か、、、』
あなた『短かったな……』
及川「俺はこの短い時間でも楽しかったよ」
及川「あなたちゃんにも出会えたし」
あなた『///』
及川「インターハイや春高に出れるチャンスは今年で最後。」
及川「絶対に牛若を倒して全国に行く。」
及川「そして、全部勝つ」
あなた『私にも夢がある。』
あなた『努力が才能に勝つこと。それを応援すること。そして、全国に行くこと。』
あなた『及川くん、絶対に勝とうね!』
及川「そうだね」
あなた『ところで、岩ちゃんは?』
及川「小テストで赤点取ったから補習」
あなた『そっか…』
あなた『よし、及川くん!うちで勉強会しよ!』
及川「え!」
あなた『だって、及川くんも赤点ギリギリだったし』
及川「げっ、」
及川「でも、あなたちゃんが教えてくれるなら…」
あなた『よし、』
そして、家に着くと斗真が出迎えた。
斗真「あ、及川さんちわっす」
及川「斗真くん!久しぶり〜!」
及川「もう、高校生だもんね〜」
あなた『及川くん、上がって』
及川「お邪魔しまーす」
あなた『私の部屋分かる?』
及川「前にも来たから覚えてるよ」
あなた『じゃあ適当に座ってて』
あなた『飲み物持ってくる』
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。