第22話

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2025/12/09 14:00 更新















     ︎︎バーで働いていて良かったことと言えば

     ︎︎さんひょぎひょんから会いに来てくれること

     ︎︎それくらいしか無かった


     ︎︎いつも自分から会いに行っていたこの関係が

     ︎︎少しだけ進展した気がして

     柄にもなくはしゃいだりした


     でも ,

     ︎︎さんひょぎひょんにとって

     ︎︎それは夜を盛り上げるためだけの材料


     ︎︎だってひょんは ,

     ︎︎俺に見せつけるようにどんひょんを呼んだり


     ︎︎バーで出会った初対面の男に

     ︎︎腰を抱かれて出て行ったり


     ︎︎… 数え切れないけれど

     ︎︎そんなことをする度に傷つく俺を見て

     ︎︎口角を上げていた














T.S
T.S
 ひょん , さっきのは流石にさ





R.W
R.W
 なぁに , 妬いたの ? 















     ︎︎今日は久しぶりに俺の誘いに乗ってくれたひょんが

     ︎︎うちに来て , 夜は映画

     ︎︎その後は朝まで楽しむつもりだった


     ︎それなのに

    ︎︎「 どんひょんも呼んで , 3人でする ? 」

     ︎︎だなんて 。


     ︎︎俺がどんひょんに対して抱いている気持ちを

     知っているくせして

     ︎︎素知らぬ顔で言ってきたことに

     ︎︎すごく腹が立った


     ︎︎それに嫉妬だなんて ,

     ︎︎そんな可愛げのある言葉じゃ足りないくらい

     ︎︎俺の頭や心はぐちゃぐちゃだった














T.S
T.S
 なんであいつの名前出すの , 




R.W
R.W
 どんみにのそういう顔が , 大好きだから 















     ︎︎いつものような笑顔でそう言うひょん


     ︎︎頭では分かってる

     ︎︎ひょんはこの状況を楽しんでいるって 。

     ︎︎俺をイラつかせて手酷く抱かれることで
       ︎︎
     ︎︎自分の欲を満たそうとしてるんだって 。


     ︎︎分かってはいるのに , どうしても辞められない


     こんな関係でも続けてさえいれば

     ︎︎いつか俺のものになってくれるんじゃないか

     ︎︎そう思ってしまうから














R.W
R.W
 どんひょにの全部 , 僕のだよ 




L.H
L.H
 うん 




T.S
T.S
 … なんで , 















     ︎︎︎︎︎︎︎︎︎︎︎︎︎︎︎︎︎︎︎︎︎︎︎︎︎︎" いつかは 俺のものに "


     ︎︎︎︎… なんて

     ︎︎そんなはず , ないのにな 。














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