第12話

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2026/02/16 00:10 更新










〈mark side〉






mark
mark
…ラボ1、プライバシースクリーン





俺の声でラボにパッと照明が灯る。
襟足からは、まだポタポタと海水が垂れていた。






港には既に日が昇る前に到着できた。
コンテナの船着場から陸に上がり、
上着にねじ込んだカバンに濡れた衣服を突っ込んできた。





水没してしまったのか携帯が起動せず、
今はチソンからの連絡だけが心残りだ。





mark
mark
(海上警察とかに捕まってたりとか…)





オロオロと動揺するチソンが思い浮かぶ。
その後も最悪の場合だけが頭に浮かび続けた。
そんな悪夢を立ち切るように首を振る。





船から持ち帰った実験器具、ノート、
そして血清のサンプルをテーブルに置く。





その時、ガチャンとラボのドアが開いた。




jisung
jisung
ヒョン!





同じく髪先からポタポタと海水を垂らしながら、
荷物と一緒に慌ただしくチソンが入ってくる。





大きなケガもしていないような様子を見て、
安心からかフッと脱力感に襲われた。
膝から力が抜けかける。




jisung
jisung
よかった…本当に心配した
mark
mark
俺もだよ、危なかった…





安堵の息と同時に涙がこぼれそうになる。
それをグッとこらえ、チソンに向き直った。




mark
mark
研究を始めよう




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