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第4話

#3
29
2024/06/29 15:59 更新
あなたのカタカナ名前side




植物園に行くといつも通りレオナさんが昼寝をしていた。


その横には珍しくいるラギーくん



『あれ?ラギーくん今日はいるんだ』



ラギー「あなたのカタカナ名前先輩!?どうもっす…」



レオナ「やっと来たかメシよこせ」



『やだ。残念ながら今日は卵のサンドイッチなんだなぁ』



レオナ「チッ……」


レオナはいつも私が購買部で頼む日替わりサンドを目当てにしてるらしい


たまにカツサンドとか出るからそれを狙ってる


『そろそろ……自分で買いに行けばいいのに』



なんて私はサンドを食べながら言った


『あ、あとクルーウェル先生から伝言貰ってるよ』


ラギー「クルーウェル先生っすか?レオナさんまたやらかしたんですか…?」


レオナ「はぁ?んなの聞いてないぞ」



『だってさっきの授業で聞いたんだもの』



『で、伝言が、「新しい1年が入ったからそろそろ授業に出ろ。さもなければ部活を退部にさせるぞ」って…』



ってクルーウェル先生から聞いた言葉を丸々言うと流石に焦ったのか顔を真っ青にした


レオナ「なっ……!」


ラギー「まじっすか…?!ちょっとレオナさん!」


レオナ「あの野郎………」



『諦めて授業に出ればいいのに』


私はそういいサンドイッチを食べ終えた


『さて、食べたから私行くね』


レオナ「お前、気を付けろよ」


『はぁ?何が?』



レオナ「色々だよ」


『マジフト部を退部させられそうなあんたに言われたくないね』






レオナ「そう言う意味じゃねぇ…」



ラギー「それよりレオナさん授業どうするんっすか?」
 

レオナ「チッ……出たくねぇ…」



ラギー「はぁ……行きますよ〜」



レオナ「腕引っ張るんじゃねぇ」



ラギー「じゃあどこをつかめと言うんっすか」








『はぁ、気を付けろって……どうせあの子のことだろ…』



『知ってるつーの』



私は昔から鈍感だだの言われてきた。



実際は気付いてるけど顔に出さないだけ


そう私はため息をついた



『はぁ…だいぶ男特有の口調も移ってきたな…』



『まぁ、別にいいんだけど』


流石に3年も男子校にいると口調が移るものらしい


そう思いグレートセブン像の前を歩いていた時



「お前グレートセブンも知らねぇの?!」


全く聞きなれない声がした


声の先はずっと真っ直ぐにあるハートの女王の前だった


「お前グレートセブン像も知らねぇのか」



「お前今までどうやって生きてきたのか不思議だわ…」



『そこの1年…「1年!!!五月蝿いぞ!!!」うおっ…』



注意をしようと思った時私の後ろから誰かの声がした


「貴様ら人間か!」


ここまででかい声だと流石に聞き覚えがあった


『セベク…少し声の音量下げようか』


セベク「あなたのカタカナ名前先輩?!すみません…」


『大丈夫だよ…ただあまり大きいと周りに迷惑だからね』



今後は気をつけるようにと注意すると反省したのか声の音量がかなり減った


「先輩?………げっ…ディアソムニア寮…」


「ディアソムニア寮って?」


「茨の女王に高尚な精神を基づく寮だ。魔術全般に優秀な生徒が集まっているんだ。」


「へぇ…」


なんて丁寧に話してくれた青髪の男の子と噂の雑用係ちゃん、そして茶髪よりの赤い制服を着た男の子


『君達ハーツラビュル寮の生徒?』


「あ、はい!俺はエース・トラッポラです!」


「僕はデュース・スペードです!」


『1年生?』


エース「はい!昨日入学したてです!」



『そこの女の子は?』


「あ、えっと……」


「りなって言います…」


『りな?貴方は何寮?』


エース「あ〜、こいつ訳ありでオンボロ寮っていう使い古された寮に住んでるんすよ。」




『へぇ…そうなのよろしくな』


そういい手を出すとりなと言う子は顔を赤らめながら握手をした


りな「は、はい!よろしくお願いします!」












一瞬でもちょろいなって思った私はもうダメなのだろうか



そのまま私達は解散しその日は何事も起きずに終わった







明日も何事も起きずに進めば良いのになんて思ったが






ここはNRCそんな平和に終わるなんてことは無いのだ

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