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第11話

356
2020/06/09 15:40 更新
長澤
待て、どこに行く。今は授業中だ


…うるさいな


あなた
あなた
気分悪いので、早退します
長澤
なっ、お、おい!!


学校を出て近くの公園の公衆トイレで黒いパンツと黒のトレーナーに着替え、ダサいウィッグを外す。


変装をやめ、急いで向かう




あなた
あなた
翔太、今の状況は?
近くにいた翔太に向かって叫ぶ
渡辺翔太
奥で樹が待ってる急げ
あなた
あなた
了解!
向かって来る男をなぎ倒す。


あなた
あなた
若、遅れました。
田中樹
いや、ナイスタイミング
樹に向かって来る男を一人一人倒していく。



幹部が倒されたことで、相手の下っ端達は困惑したようですぐに片づいた。



とりあえず一件落着かな。



田中樹
一件落着とかかんがえてないよな?
目の奥が笑っていない。なぜだ、なにかしただろうか?全くこころあたりがない。

あなた
あなた
もしかして…若のツケで遊んでることがバレた?
田中樹
お前!そんなこともしてんのかよ!
あなた
あなた
…なんで怒ってんの、それ以外に心当たりないけど。
田中樹
…なんで俺を守ろうとすんだよ?なんで危険を顧みずに突っ込んでくんだよ。
あなた
あなた
なんで、若を守るのは当然でしょ。
田中樹
確かにそだけど。でも、俺の彼女だろ!


樹が私を抱きしめる


田中樹
…男ってのは女の前では格好つけたいもんなの
あなた
あなた
…そういうものなの?
田中樹
そー

樹の腕の中は安心する。
初めて心を開いたのが樹だった。
もし、樹がいなくなったら…そう考えただけで怖くなる。



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