第2話

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2026/01/05 15:45 更新
Oriens side




赤城ウェン
はいメンズ達〜!ちゅうもーく!



東のヒーロー本部の休憩室に、赤城の明るい声が響いた。

緋八マナ
どしたんウェン。もしかして唐揚げでも作ってきてくれたん?
赤城ウェン
はずれ〜。正解はなんと〜!新しい任務で〜す!!
宇佐美リト
うわマジか…。あんま嬉しくね〜。
佐伯が煙草を燻らせながら、ウェンを横目に見た。
佐伯イッテツ
んで、俺らはどこに何しに行くの?
佐伯が聞くと、ウェンはいたずらっぽく口角を上げた。
赤城ウェン
じゃ、場所発表しま〜す!場所はなんと〜?



3人がごくりと唾を飲んだ瞬間、ウェンは高らかに宣言しながら3人に資料をつきつけた。

赤城ウェン
深夜の山奥の廃墟で〜す!いぇーい!
佐伯イッテツ
…は????
宇佐美リト
…ん????
緋八マナ
…え????
3人は自分の耳を疑った。
佐伯イッテツ
…い、今なんて…?
赤城ウェン
深夜の山奥の廃墟!しかもいわくつき!



部屋に沈黙が訪れた。

その数秒後…。













佐伯イッテツ
…嘘だぁぁぁぁぁぁぁ!!!!
宇佐美リト
まじかよぉ!!!!!!!
緋八マナ
うっわ最悪やほんまに!!!!
3人は絶叫した。

深夜の山奥の廃墟?
そんなの、ホラーゲームの定番の舞台じゃないか。
いくら野郎のヒーロー×4でも、ゲームの世界だったら一発KOだろう。

しかもいわくつきときた。
ここまで綺麗に条件が揃っていると、一周回って何かの間違いではないかと疑いたくなる。
佐伯イッテツ
おかしくない!?!?そんなとこになんで行かなきゃいけないの!?!?俺らバ◯オの主人公!?
緋八マナ
テツの言う通りや!いくらなんでも条件が酷すぎるやろ!チ◯ズアートでもここまでせえへんて!
宇佐美リト
何!?上は俺らをどうしたいわけ!?そんなん俺ら死にますやん!
絶望する3人を横目に、ウェンは満足そうに頷いた。
赤城ウェン
その辺にいるKOZAKA-C、全部深夜に目撃されてんだからしょーがないでしょ〜。
佐伯イッテツ
だからってさぁ!場所が悪いだろ場所が!絶対行かねえから!!
ビビりの佐伯は、良い声で幼稚園児のように喚く。
赤城ウェン
うわ、でけえメンズがじたばたしてんのきついって〜。
佐伯イッテツ
正論パンチやめてもらえる!?
赤城ウェン
そんなテツに朗報〜。この任務、dyticaと合同だってさ。
それを聞いた瞬間、佐伯は人が変わったようにガッツポーズをした。
佐伯イッテツ
っしゃぁ!!!!!
緋八マナ
え、ウェンそれほんまに?資料見せてくれん?…ほんまや。合同って書いてある。
宇佐美リト
え、でも8人で行く必要あんの?ぶっちゃけこのレベルのKOZAKA-Cにこの人数いる?
赤城ウェン
範囲が広いから、大勢で探せってさ〜。
宇佐美リト
…それなら、まあいいか…。
宇佐美の胸元にいるきりんちゃんが、きらきらした目で宇佐美を見つめる。

「自分、やれます!いつでも任務行けます!」とでも言いたいような表情だった。
緋八マナ
で?いつ行かなあかんの?まさか今日とか言わんよな…。
赤城ウェン
んーっと…。…三日後だって。結構よゆーじゃんね。
さっきまでの緊迫した雰囲気から一転、4人はまったりと作戦会議を始めた。






…この後どんな目に遭うかも知らずに。

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