「そう…、君はその道を選んだんだね。」
「このお話は、そんな君達のちょっとしたの厄災の物語」
久しぶりにまともに人と会話をした気がする。
私は人の声がぼやけて聞こえるし、ひとの姿もぼやけてみえて、最後にお母さんや友達の顔をしっかり見たのは何時だろ。
でもそんな私でも目の前にいる青髪の子はしっかりと見えた。
何?この子、私と同い年に見えるんだけど…、なのに、そんなご生活を?
「そうだったね。これが出会いだった」
「ほんとうに、着いて行ってよかったな、って、思ってる。」
……
「ありがとう。あなたの下の名前ちゃん。」
仲介役をカイトにして貰えることになってから、私の生活は安定しつつあった。
お母さんも私が普通に話せてるのを見て喜んでくれてたみたいだし、精神科の先生も安心したのか通院回数を減らしてくれた。
カイトはよくテレビに出てるギタリストを見てる、私とお揃いの制服を着たいと言い出した日はびっくりした。
[小6 冬]
「「ええ!?」」








![# 攻略対象より悪役に惚れました . [ 冬司ver ]](https://novel-img-gcs.prepics-cdn.com/prcmnovel-tokyo-prod-converted-images/p/463Ienje96SMnaxqeg7tvIaFh9p1/cover/01K566339R5TNCGP01WCWNSK9G_resized_240x340.jpg)




編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。