第14話

#12
30
2026/02/22 10:00 更新
中也side
中也が床を蹴った瞬間、周囲の空気がミシリと悲鳴を上げた。














彼の体から溢れ出す禍々しい赤黒い輝きが、周囲の瓦礫を意思があるかのように浮き上がらせる。











中原中也
重力に潰されろ________
中原中也
『異能力 重力操作』
彼の拳が触れた空間は、目に見えない巨大な鉄槌で叩かれたように、放射状に砕け散った。














40階以上ある最上階から1階のパーティ会場まで大きな穴を空けた












中也の周りから人は遠ざかり、混乱を起こしている
















中原中也
おいおい、パーティはこれからだぜェ?
◼️◼️
それなら私が相手になって上げましょうか?笑
中原中也
誰だ、おめェは?
部下
あ、警戒しなくて大丈夫ですよ笑
部下
私、アントニオ様の部下の1人でございます
中也の後ろに立ち塞がるのは、アントニオも部下だと名乗る者と、銃を武装している警備兵















部下
アントニオ様から下された命令は、『パーティを壊す者が現れた場合、全力で潰すこと』と言われておりますので
部下
命を頂かせていただきますね笑
中原中也
ならさっさとかかってこいよ
中也に向かって警備兵が銃の引き金をひく
















中原中也
はっ俺相手に銃は効かねェんだよ
中原中也
勉強でもしてこなかったのかァ?
重力操作で止めた銃弾を今度は警備兵に向かってセット
















そして、音速を超える速度で警備兵に向かって発砲させる














全滅、制圧完了















中原中也
はッ!?!?
部下だと名乗った奴だけかすり傷一つもついてない



















中原中也
なんだ面白くなってきたじゃねェか
部下
そう思っていただいて後お光栄でございます笑
中也が、男に重い一撃を入れようとしたが












部下
『異能力 万象の楔ばんちゅうのくさび
男は、何事もなかった顔をしている














中原中也
ーーーーッ…
中原中也
(――ッ、重めぇ一撃を叩き込んだはずなのに、手応えがねェ)
中原中也
(俺の加速を全部殺しやがる)
中原中也
(これじゃあ、ただの素振りと変わらねェじゃねぇか!)
部下
さあ、どうしましたか?笑
男は不気味な笑みを浮かべている














中原中也
………
中原中也
お前、慣性に関する異能持ってんだろ?
部下
ご名答でございます笑
部下
私の『万象の楔』は、動いている物体に「楔」を打ち込むように、その場に留まらせることができる異能です笑
部下
この力をボスに買ってもらって、軍の指揮も任せてくれています笑
中原中也
(“どんな”ものでも止められるか…)
中原中也
(ッ相性が悪いなこれは)
中原中也
こん時に太宰のくそ野郎がいるだけで、まだ変わってるのかも知れ無ねェのにッ







































































































































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