あなたの下の名前 side
時は あっという間に すぎて 、次の日 。
一年と二年は 体操服に着替え
グラウンドに 集められた 。
殆どの生徒は これから 何をするのか
教えられて いないので
様々な所で 噂話をするように 戸惑っていた 。
「 ほらほら あそこ !! 」と
指刺された 方向を 見ると
灰色と水色を 混ぜた様な 髪色に 、
ピンクの青色の メッシュが入った子が
暇くんのと 楽しそうに 喋っていた 。
女の子 … 、いや 男の 、子 ?
どっちだろう … ?
その時 その子の 特徴的な 雫のピアス が
太陽の光を キラッと 反射し 、私の目に
ダメージを与えた 。
うわ 、桃神くんの せいで 怒られたじゃん (
先生の 張った声が グラウンドに響くと
ザワザワしていた 空間は 、一気に静まり返り
その場の全員が その先生の 方向を向いた 。
先生の説明中は 誰1人として
喋ることも 音を立てることも なかった 。
説明によると 、種目は ドッジボール で
学年やクラス 関係なしに
ランダムで チームを組まされるらしい 。
それに 比べてこっちは … 、
嘘 … でしょ 、?
謝った 。あの 暇くんが 謝罪した !!
…めちゃくちゃ 小さい声だったけど !!
彼は 下を向いていて 、重い前髪のせいか
顔は見えない 。でも 赤く染まった 頬と
耳は しっかりと私の 目に映った 。
いつも あれほど 謝罪を求めても 、
なんやかんやで 逃げて
一度も謝った ことが なかったのに … 、
いまだに 彼が放った言葉が 私は信じられない 。
そりゃそうなるな 、顔を上げたら
私が ガン見してるんだ もんな 。
私だって 怖いと 自覚している … (
暇くんは 目を瞑り 、私から 少し顔を背けて
口もとに 手の甲を当て 、顔を隠している 。
が 、残念ながら 頬の赤みは 引いておらず
照れているには 変わらない様だった 。
そんな 姿が 一瞬だが
たまらなく可愛い … と 思ってしまった 。
なにかを 暇くんが 呟いた後
私は彼に 腕を引っ張られ 、
半ば強制的に 私は 連れて行かれた 。
あぁ 、照れ顔の イケメン 神すぎるかも … (












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!