第25話

《niju-yon》
357
2026/01/05 03:00 更新
雨栗side
米将軍
雨栗、!
 こめしょーがリビングで声を上げた。

 るざぴは部屋でゲームだそうだ。
雨栗
ん〜?
 ソファから起き上がり、こめしょーを見る。
米将軍
アルマ先生から、お母さんと連絡ついたって
米将軍
今週の金曜日、行ける?
雨栗
大丈夫、るざぴは?
米将軍
多分大丈夫
 こめしょーが突然黙り、顔をしかめる。
米将軍
…それで相談なんだけど、
米将軍
俺らさ、過去からのアドバイスを聞くことになると思うから一緒に行ったら…大丈夫?
雨栗
…大丈夫だと思う、けど…
 こめしょーが、ちらっと俺の顔を覗き込む。

 その時、悲しい顔になりこう言った。
米将軍
ごめん…
米将軍
家に呼ぼうか…
雨栗
…わかった、
米将軍
お母さんには申し訳ないけど…
雨栗
そこは気にしなくていいよ、
多分どこでも来ると思うし…
米将軍
わかった、じゃあ、お願いするわ
雨栗
うん…

 過去。

 俺が一切誰にも話してこなかった。

 親もきっと話していない。

 親が話すのはほんの1部で、
 2人が全部知れる程じゃない。


 いつか、2人に全部言えたら。

 そんな幸せなことが起きたら。
米将軍side
米将軍
緊張してきたぁ、
水月ルザク
明日だよ?w
米将軍
ちゃんと緊張するわ…
水月ルザク
ふふっw
米将軍
なにげ初めてだよね?
メンバーの親って
水月ルザク
そーだね
米将軍
…ま、大丈夫か
いい人そうだったもんな?
水月ルザク
うん!雨栗さんも大好きみたいだし!
 ざっぴはニコニコ笑顔で言った。
米将軍
だな
 不安と期待と緊張。

 それらが一気に混ざりあう。

 俺はこういう場に遭遇したことがない
 訳では無い。

 大人である以上、経験はある。

 家庭上、人よりも多かったであろう。


 でも、俺は初めての感覚があった。
雨栗side

 部屋に一人でいるタイミング。

 スマホは見ないようにしようと決めていた。

 また迷惑かけるだけだから。


 静かな空間に俺の心臓の音、呼吸の音が響く。


 頭はネガティブなことしかない。

 気を抜いたら涙が出そうだった。




 切り替える。

 それが今は難しい。


 頭ではわかってる。
雨栗
寝よッ…

 布団を被って目を閉じた。

 精一杯の力で俺は睡魔を手繰り寄せた。

 2人は自分のことをやっている。

 邪魔はできない。
 文字ばっかりになっちゃった

 読んでくれてありがとう〜!!!

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