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第1話

姫川神社の日常
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2023/07/26 06:08 更新
私は姫川神社に住み着いている異質な妖怪。そんな私は今日も木陰で彼女達を見守る。姫川神社の巫女の麗子、同じく巫女見習いで麗子の娘の美琴ちゃん。
姫川美琴
姫川美琴
ギブギブギブ!もうギブだってお母さん。
美琴ちゃんが麗子に追われながら叫ぶ。
姫川麗子
姫川麗子
ほらほら、そんなんじゃ巫女になれないわよ~
八雲
八雲
全く、子供相手に大人げないわよ麗子
流石に美琴ちゃんが可愛そうだ。私は見かねて顔を出す。
姫川麗子
姫川麗子
あら、八雲じゃないの。だったら知っているでしょう?この子は強くならなくちゃいけないのよ。姫川の宿命、愛の鞭よ。
八雲
八雲
それにしてもやりすぎじゃない?まぁ、貴女の場合は滝から突き落とされてたりもしてたから、それに比べるとまだマシ
八雲
八雲
なのかしらね?
姫川麗子
姫川麗子
あん時はマジで死ぬかと思ったわ
姫川美琴
姫川美琴
あー、八雲じゃん!来てたんだ、オッス!
八雲
八雲
おっす、ねぇ美琴ちゃん、年は幾つ?
姫川美琴
姫川美琴
五才!
八雲
八雲
五歳、早いわねぇ。美琴ちゃん、お金は?
姫川美琴
姫川美琴
命!
その返事を聞いた直後、瞬きする間に私は麗子の頭を叩く
八雲
八雲
アンタ、どういう教育してるのよ!普通の子はお金が命だなんて言わないわよ
姫川麗子
姫川麗子
ふふん、そうなる教育をしてるからね~
八雲
八雲
はぁー、この子にはそうなって欲しくなかったのに
長い間この姫川神社を見ているが、ここで育った子供達は皆、こんな思考回路になってしまうのだ。
姫川麗子
姫川麗子
姫川の宿命よ!
姫川美琴
姫川美琴
ひめかわのしゅくめい?
八雲
八雲
貴女はまだ知らなくて良いわ
姫川美琴
姫川美琴
りょーかーい!
にしても、五歳かぁ。もう半分も経ったのね。時の流れというのは思っているよりも早いものね。

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