私はどうたいか…。
私はただ笑って過ごしてたい。
つまらなかったいつもと同じだった日常を変えてくれた、
あの8人と一緒にもっといたい。
私は席を立ち、お店から出てただひたすらに走った。
一方8人は______
先輩を学校中探したけど、生徒は俺らしかいなかった。
だから今はもう8人でいつもの放課後。
8人で頭を抱えて考えても、きっかけなんでありゃしない。
俺らが話したとしてもあなたの下の名前ちゃんとの
会話が成立しない以上どうしようもない。
早く…早く急がないと暗くなっちゃう。
そうなる前に…
「放課後の、あの場所に。」
心拍数がどんどん上がっていく中、足は止めずに
走り続けた。
きっとあそこには8人がいる。
そう信じて走り続けた。
見えてきた、あの場所が。
私からあの場所の存在が消えたら、
きっと私の
居場所が消えてしまう。
私はコンコンと錆び付いた階段を
駆け上がった。
私の髪は風に吹かれて靡いていた。














編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。