第3話

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2026/02/14 06:00 更新
トーカお姉ちゃんから送って貰った日、金木さんとお久しぶりにあった日から、また暫く経ったある日。特にすることもなくあんていくに足を運ぶことにした。

金木研(…こども せいねん おんな おんな しょうじょ にく おとこ にく おんな にく にく… にく!!にく!!!)

「…!!」

「ちょっと…あの人…」

「馬鹿…見んなって…」

「ちょっと頭がアレなんだろ…」

金木研「フーッ…フーッ…」

交差点付近に金木さんがいた。でも、何故かこの間会った時とは比べものにならないくらい憔悴した顔で指をガリガリと噛んでいる。

あなた「金木さんっ…!!」

金木さんを呼んだ時には、金木さんはその場から逃げるように、自分を隠すように走って行ってしまった。この間会った時とは何かが大きく変わっていることは確か。匂い、離れてても分かった、匂いがこの間までは”人間だった”のに今は、人間でも”喰種でもない”匂い、どちらでもない匂いだった。

あなた「…何だったんだろう」

突然の金木さんの異常な行動、引っかかる点はいくつも見当たる。私は複数の疑問を抱いたまま、あんていくへと向かった。正確に分かるのは匂いが違うことと、私が会っていなかった間、数日の間に何かがあったことだった。

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