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第4話

摂食障害
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2024/04/29 09:08 更新
⚠️嘔吐表現注意⚠️
あくまでも主の「想像」にすぎないです
いろいろと間違いだらけかと思われますがご容赦ください…🙏
なろ屋
あれ…
夜の10時、少し遅い夜ご飯の時間。僕はついさっき買ってきたコンビニのご飯を、首を傾げながら眺めていた。お腹が空いてたまらないはずなのに、なぜか食べる気が起きない。
ライブへの減量を頑張っている自分に、ご褒美スイーツまで買ってきたというのに…
なろ屋
風邪でも引いたかな?ま、とりあえず食べるか
ライブ前に風邪なんてダメダメだなぁ、なんて呟きながら口に食事を運ぶ。と、その時。
なろ屋
ゔッ…
明らかな違和感。ご飯の匂いがきつい。食べ物を口にすることを、身体が拒否しているようだ。
違和感をむりやり抑え、咀嚼して飲みこむ。だが、胸に何かがつかえたような気がしてどうにも気持ちが悪かった。
なろ屋
やっぱり体調崩しちゃったのかなぁ…?
仮に体調を崩していたとしても、食べなければ治るものも治らない。
僕は水を喉に流し込みながら、機械的に食事をすすめた。

…どんなに食べても、味が感じられない……
なろ屋
…ごちそーさまでした、
全ての食べ物を胃に収め、ぼんやりと天井を眺める僕。
依然、違和感は消えていない。喉の奥が苦しくて、自然と呼吸が荒くなってくる。
なろ屋
なんか飲もーっと…
飲み物を飲んだら少しでも気分が良くなるかな、と思って立ち上がる。とその時、
なろ屋
ゔァッ…
胃から何かがせり上がってくる。唾を必死に飲み込んでも、逆らえない気持ち悪い感覚。
動悸、眩暈、吐き気。頭痛がする。視界がぐるぐる回る。全身を冷や汗が滝のように流れる。
しんどい、くるしい、たすけて



僕は本能的に近くにあったゴミ箱をに手を伸ばし、吐いた。
なろ屋
ぐぁッ…お゛…ェッ… ゴホッゴホッ
歪む視界の中、ゴミ箱の中を信じられない気持ちで眺める。
なろ屋
……僕の身体に、何が起こってるの……?












調べてみると、「摂食障害」という単語が出てきた。
ダイエットやストレスにより、食事量が異常に増えたり減ったりすることらしい。
なろ屋
きっとこれだ。
ライブ前の過度な減量が原因で…
僕は静かにため息をついた。
なろ屋
メンバーに相談…、しようかな
このままじゃダメだ、という不安が心を駆り立てる。
誰でも良いから、話を聞いて欲しかった。心細かった。
なろ屋
でも、やっぱり迷惑かけちゃうよね
手に取ったスマホを、そっとベッドに置く。
ただでさえライブ前、大事な時期だ。りぃだぁとして、みんなの迷惑にはなりたくない。
なろ屋
自分で何とかするしかない…!
数日後。
液状に近い食べ物は吐かずに食べられることに気づいた僕は、スープやゼリーなどで栄養を補って過ごしていた。
固形物は未だ吐いてしまうけど、なんとか身体の健康は保てているのでよしとする。
もちろん不安なことに変わりはないけど…。



ピロンッ♩



LINE⤵︎⤵︎
のっき
おはようございます!今日のダンスレッスン、10時からでしたよね?早めに着いちゃいました〜w
……ダンスレッスン!?!?
のきからのメッセージを見て、僕は目を見開いた。
慌てて予定を確認すると、そこにはバッチリと「ダンスレッスン‼️」の文字が。
…そしてただいまの時刻、9時半。
なろ屋
うわやばい、すっかり忘れてたぁぁぁ!
無事に遅刻をかました僕は、メンバーに叱られながらレッスンを受けた。
なろ屋
うぅ〜、疲れた…
栄養をたっぷり摂れていないこともあってか、普段よりも疲れやすい気がする。
体力を使い切ってへたりこんでいる僕とは正反対に、のきは何やらにこにこ笑っていた。
のっき
みなさ〜ん!見てください!!
るんるんっ、と効果音でもつきそうな様子で、のきは何かを取り出してみせた。
のっき
じゃーん!のっきさんの手作りクッキーですよ〜!
透明な袋に包まれた、可愛らしいクッキーたち。
kamome
うお〜!
そらねこ
え、美味しそうです〜!
KAITO
のっきたん凄い!
サムライ翔
まじか!食べてええの!?
メンバーが目をキラキラさせてクッキーに群がった。
のっき
全員分ありますよ〜!食べてください!
全員
わーい!(−なろ屋
そんなメンバーを横目に、僕は焦っていた。
今ここでのきのクッキーを食べてしまったら、絶対に吐いてしまう。それだけは嫌だ…。


クッキーは断ろう、と顔を上げた瞬間、
のっき
なろきゅん?どうしました?食べないんですか…?
のきの不思議そうな顔が目の前にあった。
のっき
頑張って作ったんで、食べて欲しいんですよ!どうぞ!
キラキラと目を輝かせてこちらを見るのきに、僕は逆らえなかった。
ただ、どうしてもここで食べたくはないと思い、
なろ屋
ありがとうのき。家で食べるね!
と答える。
嬉しそうに去っていくのきの後ろ姿を見ながら、僕はため息をついた。
なろ屋
このクッキー、どうしよう…
帰り道。僕は、もらったクッキーを眺めながらとぼとぼと歩いていた。
なろ屋
ちょっと、食べてみようかな…
ふとそう思う。
のきの手作りなら食べられるような気がした。
あらかじめ用意していたゴミ袋を片手に握りしめ、ひと口かじる。
なろ屋
ゔァッ…
…吐いた。かじった瞬間、胃が逆流した感覚だ。
ぜーぜーと肩で息をしながらうずくまる。
なろ屋
…悪化してる??
しばらく固形物を食べていなかったからだろうか。口に食べ物を入れただけで吐いてしまった。
なろ屋
しんど…
絶望感に襲われながら立ちあがろうとすると、
のっき
…なろ、きゅん?
なろ屋
…え?
よく知っている声。いつも、僕の背後から聞こえる声。









…おそるおろる振り返ると、そこには案の定、
のっき
なろきゅん…、いま何してたんですか?
驚いた顔をした、のきがいた。


ゆっくりと近づいて来るのきを目の前にして、僕は焦りだす。
吐いているところを見られた。バレた。せっかくもらったものを、本人の前で無駄にしてしまった。なんて言われる?迷惑だよね。心配かけた…どうしよう。
頭の中がぐちゃぐちゃになっていく。
ずっと溜まっていたストレスで、気がおかしくなっているのかもしれない。
のっき
どうしたんですか…?体調が良くないとか?
僕は一歩あとずさった。
その瞬間、身体の力が一気に抜けていく感覚がする。
のっき
…ッ!なろきゅん!!!!
薄れていく視界の中、焦った顔ののきがこちらに手を伸ばしているのがぼんやりと見えた。
とりあえず2000文字超えたのでここで切りますね〜!
体調不良だいすきなので書いてて口角あがりまくりでした!!2話目も楽しみにしててね👀

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