みきが帰ったあと、夜ご飯を食べたりお風呂に入ったりして暇になった。
久々にニュースを見ていたら…。
ピロリン。
LINEの通知がなった。
誰からだろう?
携帯を見てみると…。
《みきがあなたを【2年D組】に招待しました》
ピロリン。
今度はなんや?
みき《クラスラインに招待したからはいって〜》
あ、今のやつか。
私は「参加」を押した。
既に私以外に40人程入っていた。
一応挨拶した方がいいやんな…。
ななみ「転校生の松下ななみです。よろしくお願いします」
するとすぐに既読がついた。
沢山の人から「よろしく〜!」のLINE。
LINEやメッセージだと男性とは普通に話せるけど、電話や実際に会って話すとなると怖くて話せない。
LINEでもできる限り関わらないようにしておくか…。
ピロリン。
またまた通知が。
今度は誰だ…?
《リクヲさんが知り合いかも?に追加されました。》
リクヲさん…追加されちゃった。
私も追加しようか迷っていたら…。
リクヲ《勝手に追加してごめん。今日、いきなり家に行っちゃってごめんね…びっくりしたよね。》
私がビクビクしていたことを気にしてくれたんかな…?
返信しとくか…。
《全然大丈夫ですよ。むしろ届けてもらって助かりました。》
すぐに既読がついた。
リクヲ《よかった。緊張してるみたいだったから》
やっぱり私がオドオドしてたの気づいてたんだ。
《あの、帰り道の途中に家があったって言ってましたけど、リクヲさんのお家はこの辺なんですか?》
すぐに返信がきた。
リクヲ《それが今日俺も先生に聞いてたビックリしたんだけど、ななみさんの家の隣の隣なんだ》
え!?
隣の隣ってすごい豪邸だった気がしたんやけど…。
《すごい豪邸の所…ですか?》
リクヲ《豪邸なのか分からないけどw エイジ、そら、ツリメって知ってる?知らないか…w ななみさん今日来たもんね。まあそう言う人が同じクラスにいるんだけど、その人たちとシェアハウスしてるんだ》
シェアハウス!?
なんか憧れるなぁ。楽しそうやな。
ん?エイジそらツリメ?
ってみきが問題児って言ってた人達やん!!
なんか、大変そやな…。
そんな人達と近所って…。
やっていける気がせんよ。
《シェアハウス、凄いですね。憧れます。》
そして少しLINEした後、リクヲさんは勉強をすると言ってLINEが終わった。
リクヲさん、真面目な人なんやな。
本当に問題児なんかな?
よし。聞こっ。
《みき〜。》
すぐに既読が付き、返信が来た。
みき《なんや〜?》
《今リクヲさんとLINEで話しとったんやけど、本当に問題児なん?》
みき《え!あのななみが男子と話した!?》
《なんかリクヲさんなら、リアルでも話せる気がする…。》
みき《ななみいぃぃぃぃ!!!進歩したなぁヽ(;▽;)ノおばちゃん感動したよおおお。》
おばちゃんて。ww
《やめて。ww》
みき《ww》
《で、リクヲさん問題児なん?》
みき《ん〜。リクヲは問題児というか、問題児と仲が良くていつも一緒だから問題児扱いされてる感じやな。》
《さっきも勉強してくるって言ってて、真面目なんやなぁって。》
みき《まあたしかに、そこら辺の男子より全然優しいし真面目やな。》
《じゃあリクヲさん自体は問題児じゃないんやね?》
みき《おん。全然いいやつ。てかななみリクヲと話せそうなら沢山話してたみたら?少しは男子とかにも関わりなよ。》
《うん、本当にリクヲさんなら話せる気がするから頑張ってみるわ》
みき《おう、ガンバ》
そこでみきとのLINEは終わった。
ああ、なんか眠くなってきた。
明日も学校あるし、もう寝よっかな。
時計を見ると既に日をまたいでもうすぐで1時になりそうだった。
そこで私は眠りについた。












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!