第19話

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2026/06/25 11:00 更新



冬休み直前の日


サンウォナに【放課後ちょっと付き合って】と呼び出された


ただそう言われただけなのに心臓がうるさかった


向かった先は小さい頃によく遊んだ公園


懐かしい景色を見ながら隣に立つ


夕暮れの空が綺麗だった


でも私はそれどころじゃなくて、緊張で手が震えていた


しばらく沈黙が続く


そしてサンウォンが口を開いた


『あなた』


いつもより真剣な声だった


私はサンウォンを見る


するとサンウォンは少しだけ緊張した顔で笑った


『俺さ』


その瞬間


胸が大きく跳ねた


『あなたのことずっと好きだった』


一瞬何を言われたのか分からなかった


でも次の言葉で理解した


『小さい頃からずっと』


涙が出そうになった


だって何年も諦めようとしていた恋だったから


叶うはずないと思っていた恋だったから


『好き』


『俺を、幼なじみじゃなくて彼氏にしてほしい』


彼の声が震えていた


その姿を見た瞬間


胸がいっぱいになった


私だけじゃなかった


サンウォンもずっと同じ気持ちだった


そう思ったら嬉しくて仕方なかった


でも同時に少しだけ悔しかった


何年も好きだったのに


先に言われてしまったから


「ずるいよ」

気付けばそう言っていた


サンウォンが驚いた顔をする


私は泣きそうになりながら笑った


「私もずっと好きだったのに…ㅎ」


サンウォナの目が大きくなる


その反応が少し可愛くて


思わず笑ってしまった


「ずっと好きだった」


「優しいところも」


「私だけに特別扱いしてくれるところも」


「全部」


言い終わる頃には涙がこぼれていた


するとサンウォンが困ったように笑う


『泣かないで』


そう言いながら自分も少し泣きそうな顔をしていた


そんな顔を見るのは初めてだった


「私でいいの?」


思わず聞いてしまう


するとサンウォンは少し呆れたように笑った


『あなたじゃなきゃ嫌だよ』


その言葉だけで、今までの不安が全部消えていった


帰り道


いつも歩いていた道なのに


今日は少し違った


隣にいるサンウォンは変わらない


でも"幼なじみ"じゃなくて私の"彼氏"になった



ふとサンウォンの袖に触れると


サンウォナは少し照れながらも離さなかった


それが嬉しくて思わず笑う



何年も遠回りした初恋


でもきっと、この遠回りも悪くなかった


だってずっと好きだった人が今はちゃんと私の隣にいるから


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リクエストありがとうございます♩

ピュアな感じはあまり伝わらないかもしれませんが、精一杯書かせていただきました⟡

サンウォンが幼なじみ……こんなのもう人生勝ちゲーですよね。幼なじみがサンウォンなんて前世何をしたらなれるんでしょうか。。。

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