『あ~!!あれじゃない?』
なんせ久しぶりなので、記憶を頼りに探すしかない。流星くんと2人で大我くんとおぼしき人を見つけて、近づく。
『あの~、大我く…「あなたの下の名前ちゃん!!」』
大我「久しぶり!!、あ~、ほんとにあなたの下の名前ちゃんに会いたかった。」
『私も~、、見ないうちにすっかり身長も伸びて、、なんか感動。』
流星「……、、感動してるとこすんませんけど、大我よな?…、覚えてる?」
大我「流星!!!久しぶり!!ほんとに会えてよかった。。もっと、早く連絡しろって言ったじゃん?!笑、伝わってなかった?」
流星「え、?俺なんも聞いてへんけど…、」
大我「まじかよ…笑。俺の母親にスマホ買ったときに、流星のお母さんに連絡先送っといてって言ったんだけどな…、さすがに返事こなさすぎて忘れられてると思ってた。」
流星「いやいや、お前のこと忘れるわけないやん!笑、まー、とりあえずほんまに会えてよかった!」
3人でそれぞれの再会を喜びつつ、みんなで地下鉄で大我くんの家へ向かった。
大我「それにしてもあなたの下の名前ちゃんすごい荷物じゃない?、1ヶ月分だからやっぱ重かったか…。帰りは家に送る?」
『う~ん、。迷い中。爆買いとかしなければ、そんなに増えないと思うし、消耗品とかは捨てて帰りたいから、送らなくても持って帰れる量ではあるかな…。』
流星「そんな遠慮せんでも、こんなにあるの俺がいま持ってても重いんやから、送ればええねん。」
『じゃあ、そうしよっかな!』
3人で話をしながら、神戸市の郊外にある大我くんの家に着いた。
大我「ただいまー。あなたの下の名前ちゃんとなんか藤井流星も来たよー!」
『あっ、おじゃまします!』
といって、家の中に入ると、、
大我母「あら、!!あなたの下の名前ちゃん久しぶり!!ほんとに会いたかった~~、、しかも流星くんも!?」
流星「おじゃましてます。偶然高校で俺があなたの下の名前ちゃんと同じクラスで、いろいろ偶然が重なって大我と会えることになってほんと嬉しいです。おばさんも久しぶりです!」
大我母「そうなの!?なんで大我もっと早く言わないの?、もっとごちそう準備してたのに、」
大我「いやっ!ほんとに偶然今日知って、、ほんとにさっき会った。笑。でも、とりあえず今日は俺家いるから流星も泊まってっていいでしょ?」
大我母「もう…、いいわよ!。笑、あなたの下の名前ちゃんはお姉ちゃんが使ってた部屋に行ってもらって、あなたたち2人はいっしょでいいでしょ?」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。