いいねして作者を応援しましょう！

ジュラの森には大魔法使いがいる その魔法使いは害のある魔物を倒し、害のない魔物は助ける者だった。 大魔法使いは名乗らない。 なので彼女は皆からこう呼ばれていた。 【紫の大魔法使い】

ただのアホが友達といつの間にか転生して!

※こちらは続きの作品となります。まだ見てない方は、【少年編】からご覧下さい。 ⚠️鬱々しい、生々しい表現あり。苦手な方はご遠慮下さい。 ✄---------------------------------------------------------------- むかし昔、大筒木ハゴロモと、大筒木ハムラという、仲むずましい兄弟が居ました。 しかし、2人はある事がきっかけで離れ離れになる事に。兄、ハゴロモは地球に、弟、ハムラは月へと移住した。 ハムラは月へと移住する前、とあるものを生み出した。それは、ハゴロモの生み出した、9つの尾獣とは違い、十五本の尾を持った、尾獣だった。 十五尾は、冷酷、および、残忍なまでの尾獣だったが、孤立はできず、人間の魂と結びつき、唯一存在する、尾獣であった。 彼と彼女は、生涯、死ぬ事はなく、永遠の時を、”輪廻転生”という形で生まれ変わる度、過ごした。 そして、その少女の、新たな時が、始まる───。