第7話

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2026/07/10 04:40 更新






 ︎︎
 ︎︎はぁ " ー 着いた 、 ︎︎



 ︎︎ ︎︎体力が無さすぎて休憩を入れていると

 ︎︎ ︎︎予想以上に時間がかかってしまった 。


 ︎︎
 ︎︎( 何気に初めて図書室に来るなぁ ) ︎︎



 ︎︎ ︎︎古めかしい扉を開けると 、

 ︎︎ ︎︎本の匂いが鼻腔に広がる 。


 ︎︎ ︎︎読書は好きなはずだが

 ︎︎ ︎︎高校に入学してから読む時間も失ってしまった 。


 ︎︎
 ︎︎これを機に読み直すか … ︎︎



 ︎︎ ︎︎まずはこの教材達を処理しよう 。


 ︎︎ ︎︎そう思いカウンターを覗くが 、

 ︎︎ ︎︎誰も座っていない 。


 ︎︎ ︎︎辺りを見渡してみても

 ︎︎ ︎︎私以外に誰もいないようだ 。


剣持
 ︎︎どうかしました ? ︎︎


 ︎︎
 ︎︎うわっ !! ︎︎
 ︎︎
 ︎︎って え ?!?! ︎︎


剣持
 ︎︎んはは 、 そんな驚きます ? 笑 ︎︎



 ︎︎ ︎︎背後から声をかけられ

 ︎︎ ︎︎驚いて勢いよく振り返る 。


 ︎︎ ︎︎そこには私の好きな人が立っていて 。


 ︎︎ ︎︎心臓が昨夜とは比べ物にならないほど

 ︎︎ ︎︎早く鼓動していた 。


 ︎︎
 ︎︎( … 図書委員だ ) ︎︎



 ︎︎ ︎︎首にはネームカードがかけており 、

 ︎︎ ︎︎そこには綺麗な文字で

 ︎︎ ︎︎「 剣持刀也 」 と書かれている 。


 ︎︎
 ︎︎( ケンモチ 、 剣持 … ) ︎︎
 ︎︎
 ︎︎( 剣持 、 刀也 ) ︎︎



 ︎︎ ︎︎名前を知れた感傷に浸っていると 、

 ︎︎ ︎︎先輩が先に口を開いた 。


剣持
 ︎︎珍しいな 、 ここ本当に人来ないのに ︎︎
剣持
 ︎︎図書室の存在すら
 ︎︎知られてないと思ってた ︎︎
剣持
 ︎︎それを持ってきたんですか ? ︎︎


 ︎︎
 ︎︎え 、 あ 、 あそうです ! ︎︎
 ︎︎
 ︎︎私 、 先生に頼まれて返しに来て ︎︎


剣持
 ︎︎あぁね 笑 ︎︎
剣持
 ︎︎そこに置いといて良いですよ 、 ︎︎
 ︎︎返却作業はしときますんで


 ︎︎
 ︎︎あ 、 ありがとうございます … ︎︎



 ︎︎ ︎︎いいえ ー 、 と先輩は返事をしたあと

 ︎︎ ︎︎カウンターの椅子に座り 、 パソコンを眺める 。


 ︎︎ ︎︎伏し目がちになった目元が綺麗で 、

 ︎︎ ︎︎いつまでも眺めていられそうだが 。


 ︎︎
 ︎︎…… あの ︎︎
 ︎︎
 ︎︎何か 、 おすすめの本あったら ︎︎
 ︎︎教えて欲しいなって


剣持
 ︎︎え 、 読むの ? ︎︎


 ︎︎
 ︎︎え 。 ダメですか ? ︎︎



 ︎︎ ︎︎信じられない 、 といった目付きで

 ︎︎ ︎︎私の方を見てくるもので思わずたじろいでしまう 。


剣持
 ︎︎いや 、 ほんとに珍しくて ︎︎
剣持
 ︎︎ん ー 、 これなら
 ︎︎比較的読みやすいかな ︎︎


 ︎︎
 ︎︎じゃあそれ借ります ︎︎


剣持
 ︎︎やば 、 貸出久しぶりすぎる 。 ︎︎
 ︎︎どうやるんだっけな ……









剣持
 ︎︎ヨシ 、 いけそう 。
 ︎︎学年組番号名前教えてください ︎︎


 ︎︎
 ︎︎1ーA 、 31番不破あなたです ︎︎


剣持
 ︎︎はぁーい …… ︎︎




剣持
 ︎︎え … 不破さん ? ︎︎






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