岩本 side
俺は小さい頃から事務所に入って頑張ってきて
2012年にグループを結成することができた
Jr.生活は苦しい事もあったけど、みんなとパフォーマンスすることがそれよりも楽しかった
そんな中、俺は運命的な出会いをした。
その日はたまたまレッスンの間屋上で1人ダラダラしていた
風が少し強いけど心地よかった。
そんな事思ってたら誰かが入ってきたのが分かった
「 凄い綺麗な髪色ですね!! 」
ん?
女の人??
なんで…?
_____バサッ
何かが俺の背中を掠めた
雪道)あ、届かない…笑
冷えて風邪引いちゃいますよ?
ん?
落ちてるのはこの子の上着?
ほのかに香るのはスッキリした爽やかな匂い
雪道)さっきSnowManの皆さん探してましたよ?
それじゃ私戻るので、
多分この時から俺はきっとこの子のことを気になりはじめてたんだと思う。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。