仕事の付き合いで仕方なく
訪れた街一番の男娼館。
独特の雰囲気を放つ館の中へ入り、
薄暗い廊下を抜ければ、そこには
ざっと数えただけでも100人以上の男が並んでいた。
流石街一番と言うべきか、
見事なまでに全員が整った顔をしていた。
彼女はそう言い、
四万クラスの男が並ぶ場所へと向かった。
私の手のひらに金を置くと、
部屋へと入って行った彼女。
辺りを見渡せば自信満々に気味の悪い笑顔を浮かべる男達。
あぁ、早く帰りたい。
折角貰った四万円だし、
小遣いだと思って余ったら貰ってしまおう。
部屋は案内され数分が経つと、
襖を叩く音がした。
襖が開くと、そこには
8人の青年が立っていた。












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。