第13話

世間の評価&Broooockの過去
2,086
2023/05/17 09:38
Broooock視点
その新聞記事には、こんなことが書いてあった
【新統領&幹部任命!】
現統領は、次の土曜日に現在の統領と幹部を一新することを発表。白尾スタジアムで任命式を行うとのことだ。急な出来事に困惑する国民が続出している。とある情報によると、白尾兵を募集した際にとびきりずば抜けた才能を持った6人が現れたため、そのうち1人を統領に、残りの5人を幹部にしたと言われている。急な発表だったため、国民は「なんで急に一新することになったのかがわからない。」「現幹部以上の能力を持っている人がいるなんてありえないんじゃないか。」などと、不信感を持つ人が多いようだ。
期待されてない...のか....
Broooock
Broooock
確かに、今の白尾国幹部と統領は歴代最強って言われてたね....
スマイル
スマイル
そんな中、白尾兵募集した時に出てきたやつらに急に権限を交代するって....まぁ、そりゃ国民は不安になるよな
そうだよな....



僕達は浮かれすぎていたんだ。



今までが上手くいきすぎて、後先考えずに幹部や統領になれたことに喜んでいた。



世間からはこんなふうに思われてたのか....
僕たちに、白尾兵幹部なんてできるのだろうか...
そうだ。





僕は弱かった。
○○年前




来る日も来る日も殴られ続けた。

僕は訳も分からず謝り続け、痛みに耐えた。





父親「あ''?なんでメシの用意ができてねぇんだよ?!」



ボコッドカッ
Broooock
Broooock
ガハッ...ごめんなさい...っ




痛い痛い痛い






僕はなんで生きてるんだろう....

母親「アンタなんて生まれて来なければ良かったのよ!!」



ボコドカッバシッ
Broooock
Broooock
ッ.....すみません....っ





なんのために生まれきたかなんて






わかるわけない

警察「児童虐待の容疑で逮捕する」




母親「覚えてなさいよ!!Broooock!!」

父親「こんなことが許されると思ってるのか!!」
Broooock
Broooock
ごめんなさいごめんなさいごめんなさいッッ
パトカーで連行されていく自分の両親を見て



僕は何も感じなかった。



自分の生きている意味がわからなくて



何回も命を絶とうとした。



みんなワイテルズがいなかったら




僕は何も出来なかった。




僕は、みんなほど強くない。

スマイル視点
何があったのか、Broooockが急に呻き出した。



時々、微かに「ごめんなさい」と言っているようにも聞こえる。



目も焦点が合っておらず、とても辛そうだ。




何度呼びかけても反応してくれないし....
俺だけじゃ対処できないと判断し、強制テレポートをしてみんなのいる控え室に戻った。
きんとき
きんとき
あれ、?早かったね....?
と、手を止めこちらに視線を向けた4人。
スマイル
スマイル
Broooockが....
Broooock
Broooock
...........
今度は先程とは違い、呻き声は無くなったものの体が震えており、頬からは汗が垂れている。



俺は、Broooockの背中をさすってあげた。
Nakamu
Nakamu
え、Broooock?
なんか様子おかしくない...?
俺は、4人に手短に事の経緯を話した。
きりやん
きりやん
そしたら急にBroooockがこんな様子になったってこと....?
シャークん
シャークん
.......関係あるのか分かんねぇけど、


Broooockってさ、元々親から虐待されてたんだよね
スマイル
スマイル
え...、?
俺たちは、なんらかの事情があって元々孤児院にいた。それはみんな同じだ。





しかし、物心ついた時には当たり前のようにみんながいたため、なんで孤児院にいたかなんて聞いたことがなかった。
というか、言いたくなかった....と言うのが正しいのかもしれない。




俺も、なんで孤児院にいたかということはあまり口に出したくなかった。



シャークん
シャークん
その記憶を、今思い出しちゃったんじゃない...?その新聞記事を読んで、自分に自信が持てなくなった...とかさ、。
なるほど.....




俺自身も、家族関係で色々あったため、Broooockの気持ちは理解出来る。
シャークん
シャークん
昔...あったんだよ。同じようなことが。
シャークん
シャークん
まだBroooockが孤児院に入ってきてばっかのころなんだけどさ、
シャークん
シャークん
Broooock、急に過呼吸になって、今と同じように焦点合ってないし、ごめんなさい、ごめんなさいってめっちゃ言いまくってたから
シャークん
シャークん
しばらく経って落ち着いた後、理由を聞いてみたんだけど
シャークん
シャークん
「昔の記憶を思い出した」って言ってた
きんとき
きんとき
....なら、とにかくBroooockが落ち着くまで待った方がいいね....
俺たちはきんときの言葉に賛成し、Broooockをクッションの上に寝転がせ、一旦全員椅子に座った。
しばらくの間沈黙が続く.....



みんな言いたいことがあるのだろう。



ただ、言い出せない。



自分の過去を語るのは、辛いから。



でも、勇気を出さなきゃ.....




俺は、沈黙を破るように口を開いた。

スマイル
スマイル
あのさ、自分の過去について....話さない.....?
音猫
音猫
どうも、今日卒業致しました。音猫です
音猫
音猫
明日から春休みだ〜!塾三昧だ!うわぁぁぁ!!
音猫
音猫
ということで、取り乱しましたが、前回のアンケート結果見ました??
音猫
音猫
私の事中学生だと思ってる方が多いようですね...
音猫
音猫
さぁどうでしょうか!?
音猫
音猫
言わないけどね((()
音猫
音猫
私、小学校の6年生の成績がですね、△、〇、◎で付けられるのですが、
音猫
音猫
三学期がオール◎だったことが唯一の自慢です(笑)
音猫
音猫
まぁ、小学生時代、オール◎は4回とってるんですがね。
音猫
音猫
でも、その中でも国語が得意でした。まぁ、それが小説を書き始めたきっかけでもあったりなかったり。
音猫
音猫
他の小説更新しなきゃなぁと思っているのですが、中々手が付けられないんですよね....
音猫
音猫
フォロワー様ももう少しで1000人いくから、なんかやろっかなぁ...
音猫
音猫
因みに、絵を描くことだけは無理なんで。
音猫
音猫
絵を描こうとしたら、模写しかできず、書き終わるのに1ヶ月以上かかるという。
音猫
音猫
ただ単に集中力がないだけなんですけれどもね。
音猫
音猫
ここまで見てる人もいなさそうなので、!w
音猫
音猫
ばい!
きんとき
きんとき
ばいば〜い

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