第4話

3話旅の始まり
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2024/10/19 00:56 更新
Nakamu
皆様、胸の奥底にミレンの花、ありますかね?
未練の花?

未練があるということだろうか。

なぜ未練になったのだろうか。

ということはここにいる五人は全員未練を抱えているということだろうか。

車掌の言葉に浮かぶ質問は山ほどあった。

しかしそれを消化させてくれはしない。
Nakamu
これは、皆様にとって、とてもとても大切な指針となります。
Nakamu
今後の十二の駅を巡る冒険の中で、そのミレンの花に手を当てて、自分の行動を決めっていってください。
一同は困惑していた。

否、四人はという表現が正しかっただろうか。

頭を必死に働かせている四人のうち一人はどうやら羊の中に混ざる狼の存在に気付きはじめているようで。
Nakamu
とは言いつつも、もう既に駅には着いております。
Nakamu
早速、一つ目の駅へ向かいましょうか。
車掌さんはそう言い、扉を開けて僕らを扉の外へと誘導した。

どうやら一つ目の駅に着いたらしい。

消化のタイミングはここかと思い、山の中の一つを彼にぶつけた。
Broooock
途中で帰りたくなったら帰れるものなんですか?
僕がそう言うと、車掌はふわりと笑いこう言った。
Nakamu
いやぁ、どうですかね。ちょっと、私には…。
どうやらこの人も知らなかったようだ。

すると彼は話を続けた。
Nakamu
まぁ、ただいくつか私の方から、ここからの皆様に向けて、いくつかの注意がございます。
Nakamu
これから皆様は駅に繰り出していきますが、駅に着きましたら、どうか、駅の人々とたくさんの交流をしてみてください。
Nakamu
そして、それぞれの駅には、それぞれの駅の花が存在します。
Nakamu
ぜひ、その花を探してみてください。
Nakamu
きっと皆さんと新たな出会いをもたらしてくれると思います。
駅の人々 花 新たな出会い
Nakamu
私、この笛を持っているんですけれども、電車が発車する時間になりましたら、笛を吹きますので、そしたら皆さん、この電車に戻ってきて下さい。
車掌さんはそう言って笛を見せてくれた。

そして、念を押してこう言った。
Nakamu
いいですね?忘れないでください。笛の音が鳴ったら、戻ってきてください。
Broooock
はぁ~い!
僕がそう返事をすると車掌さんは話を続けた。
Nakamu
駅にはそれぞれ、駅長なる人物がいますので、まずはその方にお話を聞いてみるのが良いかと思います。
Nakamu
改めまして、お待たせいたしました。
Nakamu
『睦月駅』到着でございます。
最初の駅は睦月駅というらしい。

少しだけ楽しみだなぁと思っている自分がいる。

そして、睦月駅へとたどり着く扉が開かれた。

その扉の先には一体、どんな景色が待ち受けているのだろうか。

僕の心は少しの高揚感と少しの恐怖で満ち溢れている。
Nakamu
お降りの際は足元にお気をつけくださいね。
足元をみるとみるみるうちに睦月駅へとたどり着く道が開かれていった。

編まれ編まれ、花の道。

それをわたるとすぐ先は駅。

始まりはここからだった。

正面をみると何やら一と書いてあるお面をかぶった人が目の前に見えた。
Nakamu
あちらにみえるのが、駅長です。
Nakamu
まずは皆様で駅長にお話を聞いてみるのが良いかと思います。
そうして僕らは駅から一歩、足を踏み出した。

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