誰もが天敵を作ったことがあるだろう
誰もが天才に出くわした時には羨ましく思うだろう
でも俺は違う
何故なら
一番の天敵は自分なのだから
天才を真似る天才
体格は真似出来なくても技だけは真似る事ができる
周りの人間の能力を奪い取るように
だから一番の天敵は自分だと思っていた
本物の天敵に会うまでは
数日前
その時までは楽しみに感じて天童を抱きしめていた
色んな技のレパートリーが増えると分かり
心の底から好奇心が湧き上がる
宮城県1年生選抜強化合宿
天敵や仲間は残す
残りの雑魚は全員折る
その時だった
興味のない選手は全員手放すように去る
ただ
「才能」
その言葉は周りからしたらとても嬉しい言葉
とても心に響く言葉だ
ただ . 自分にとっては
屈辱でしか無かった
「才能」で片付けるやつばっかに出会ってきた
だから「才能」は形でしかない
そのように捉えてきた自分にとっては屈辱だった
苛立ちが頭の中を支配する
ただ . 1つの言葉で
たった1つの言葉で













編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。